ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
121日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

「アイスクロス・ダウンヒル」

氷上の新競技 池下さん、世界選手権出場

2018年12月14日(金)(愛媛新聞)

アイスクロスの世界選手権に出場し「平面の氷上では味わえないスピード感が魅力」と話す池下淳さん=11日、松山市三町3丁目

アイスクロスの世界選手権に出場し「平面の氷上では味わえないスピード感が魅力」と話す池下淳さん=11日、松山市三町3丁目

 高低差やカーブのある氷上コースを滑る新スポーツ、アイスクロス・ダウンヒルの世界選手権「レッドブル・クラッシュドアイス」が7、8の両日、アジアで初めて横浜市で開催され、新居浜市の会社員池下淳さん(33)が日本代表として出場した。「選考会を勝ち抜いて出場できたので自信になったが、世界との差を感じた」と振り返りつつ「平面の氷上では出ないようなスピード感が魅力」と引き込まれている。

 

■2度目の出場

 大会は2001年にスウェーデンのストックホルムで初開催。ジャンプ台やカーブを設けたコースをスケート靴で滑走して順位を競う。10年からは世界選手権が行われている。

 北海道釧路市出身の池下さんは、4歳のときにアイスホッケーを始めた。大学院生時代、10年の世界選手権に「あまり深く考えずに」出場したのがアイスクロスとの出合いだ。

 就職を機に愛媛にやってきたが、12年から海外赴任。帰国した今年1月、自国での世界選手権開催を知り「運命的なものを感じ、もう一度本気で取り組もうと思った」と参加を決めた。

■アップダウン

 氷上での技術だけでなく、起伏に富んだコースを滑る力も必要な競技。池下さんは、所属するアイスホッケーの社会人チーム「愛媛アイスホッケークラブ」の練習と並行して4月から毎週、インラインスケートのコースがある神戸まで通って力をつけ、11月の選考会を通過して出場権を得た。

 大会では転倒することなく全長約350メートルを滑り終えたものの「途中のアップダウンにうまく対応できなかった。走りきるのがやっと」。102人中92位で予選敗退し「トップ選手はどんな体勢でもバランスを崩さず、自分の思うように滑っていた。僕が1歩進む間に、周りは2歩も3歩も進んでいた」と悔しさもにじませる。

■「本職」に還元

 アイスクロスで培ったバランス感覚は「本職」のアイスホッケーでも役に立つという。釧路市で開かれる冬季国体の出場を懸け、15日にはアイスホッケー愛媛選抜メンバーとして中四国ブロック第4代表決定戦に挑む。古里での国体に向け「例年になく選手もそろっている。何が何でも出たい」と意気込んだ。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。