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豪雨で全蔵書処分の宇和島・吉田中

本寄贈や整理ボランティア 図書室再開へ支援続々

2018年12月12日(水)(愛媛新聞)

図書を贈ったシャンティ国際ボランティア会の関尚士理事・事務局長(左)と語らう吉田中生=11日午後、宇和島市吉田町鶴間新

図書を贈ったシャンティ国際ボランティア会の関尚士理事・事務局長(左)と語らう吉田中生=11日午後、宇和島市吉田町鶴間新

 西日本豪雨で浸水し、約1万4千冊の全蔵書を処分することになった吉田中学校(宇和島市吉田町鶴間新)の図書室再開に向け、多数の支援が寄せられている。11日は、協力者らが図書の贈呈と寄贈図書整理のボランティアを行い、生徒が一日でも早く本に触れられるようにと願った。

 

 図書を寄贈したのは、アジアの子どもたちの教育支援活動などを行う非政府組織(NGO)「シャンティ国際ボランティア会」(東京)。豪雨直後から西予市野村町などで支援活動を続けており、同校のピンチに立ち上がった。要望のあった物語や図鑑などの797冊(221万3582円)に加え、利用者登録や貸し出しを電子化するための管理ソフト(11万5930円)の寄贈を決めた。

 11日は運び込まれた本を前に贈呈式があり、同NGOの関尚士理事・事務局長が「限られた支援だが、ぜひ好きな本を読んでほしい」と生徒会本部役員6人に語り掛けた。2年生徒(14)が「たくさんの本を頂きありがとうございます。しっかり活用したいです」とお礼を伝え、生徒らは早速気になるタイトルをチェックしていた。

 

 宇和島出身者の縁などで支援の輪が広がり、同校には、これまでにも関東や県内などから図書が寄せられている。宇和島圏域の小中学校の退職女性校長でつくる「宇和島管内梅の実会」は同日、すでに寄贈されている図書を整理するボランティアに取り組んだ。

 60~90代のメンバー12人が、ずらりと並んだ本の中から、経験を基に幼稚園・保育園や小学校に寄贈した方がよさそうな本を抜き出していった。沢田勝美会長は「何かできることをさせていただきたいという一心」とほほ笑んでいた。

 同校は3学期中の図書室再開を目指し、準備作業を進めている。

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