9日
悪路なんの 白熱レース 内子でシクロクロス大会
2018年12月11日(火)(愛媛新聞)

変化のあるコースで白熱したレースを展開する選手

変化のあるコースで白熱したレースを展開する選手
起伏のある未舗装のコースを走る自転車競技「小田川シクロクロスinうちこ」が9日、内子町平岡の豊秋河原であり、県内外から集まった計約230人のライダーが変化に富んだコースと自身の限界に挑戦した。
自転車文化の普及を図ろうと実行委員会が毎年12月に実施し、今年で6回目。小田川の河川敷に1周約2・5キロ(キッズクラス約1・2キロ)のコースを設け、八つのカテゴリーでレースを行った。
砂利や砂地のコースには、自転車を担いで走らなければならない階段や障害物がある。寒風が通り抜けて冷え込む中、選手は薄いサイクルウエアに身を包み、肩で息をしながら必死の形相でペダルを踏み続けた。会場周辺は音楽や実況、ギャラリーの声援が響き、普段は静かな町が大きなにぎわいに包まれた。
昨年も出場し、男子初心者のカテゴリーで初優勝した松山聖陵高校3年の祖母井佑樹さん(17)は「去年よりも大変なコースになっていたが、ようやく勝ててよかった。高校卒業後も自転車競技を続けるつもりなので、シクロクロスでの経験を生かしたい」と喜んでいた。
カテゴリー別の上位入賞は次の皆さん。
▽カテゴリー1
①西山靖晃
②進藤潤
③山岡健人
▽カテゴリー2
①山本雅一
②水崎和盛
③西川大介
▽カテゴリー3
①祖母井佑樹
②森秀司
③長者耕二
▽レディース
①武田美夕紀
②芳之内奈央
③熊本有加
▽ジュニア
①阿部源
②橋本青空
③祖母井堅斗
▽キッズ1
①田中陸大
②村上健太
③田中暖人
▽キッズ2
①横山拓生
②サラモノフスキ モニカ
③田中智也
▽耐久レース
①Team LuppiとTeam ZERO
②team TOC
③OVER TAKE