豊かな自然の中 力走
山道なんの 健脚競う 新居浜・あかがねマラソン
2018年12月3日(月)(愛媛新聞)

あかがねマラソンで新設されたハーフマラソンのコースを走る出場者

あかがねマラソンで新設されたハーフマラソンのコースを走る出場者
第2回あかがねマラソン(実行委員会など主催)が2日、新居浜市角野新田町3丁目の山根公園を発着する五つのコースであった。新設したハーフマラソンコースなどで県内外の約1500人が健脚を競った。
ハーフマラソンは、同公園と清滝トンネル(同市大永山)間の別子ラインが入った高低差約300メートルの難コース。ランナーは歯を食いしばって紅葉の残る山道を走り抜けた。小中学生学年別の1~3キロ、一般の5キロ部門もあった。
同日は、バルセロナ五輪の陸上400メートルに出場し、1日に市から「新居浜ふるさと観光大使」に委嘱された渡辺高博さん(同市出身)がゲスト参加。スタート前には出場者に「背筋を伸ばし、正しい姿勢で走って」とアドバイスを送った。
同市出身のタレント愛川ゆず季さんと、元女子マラソン五輪代表の土佐礼子さん(松山市出身)もゲストとして大会を盛り上げた。
ハーフマラソンの男子は、招待選手で長野県茅野市役所の牛山純一さんが優勝。2位に入った東温市牛渕の教諭山下克尚さん(24)は「起伏の激しいコースだったが、納得のいく走りができた。紅葉や景色がきれいで楽しく走れた」と話していた。(長谷川悠介)
ほかの優勝者は次の皆さん。
【小学生1キロ男子】
▽1年
近藤由都(西条市)
▽2年
田村公(松山市)
▽3年
前川侑大(西条市)
【同女子】
▽1年
徳永優衣(同)
▽2年
竹本莉渚(新居浜市)
▽3年
源代恵麻(同)
【同2キロ男子】
▽4年
田中家継(徳島県)
▽5年
守谷愛斗(新居浜市)
▽6年
松木直人(同)
【同女子】
▽4年
矢野音羽(新居浜市)
▽5年
永易聖(同)
▽6年
山本祐希(宇和島市)
【中学生3キロ男子】
▽1年
秦琉斗(新居浜市)
▽2年
寺尾彩人(同)
▽3年
藤原和希(同)
【同女子】
▽1年
原千桜(今治市)
▽2年
藤本ゆめの(新居浜市)
【一般5キロ】
▽男子
寺尾浩二(新居浜市)
▽女子
大條早苗(同)
【一般ハーフ】
▽女子
白石晴美(内子町)