ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
1219日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

児童と交流

童話「かなしきデブ猫ちゃん」作者ら、被災地学校支援

2018年11月30日(金)(愛媛新聞)

児童を前に作品への思いなどを語る早見和真さん(右)とかのうかりんさん=29日午後、宇和島市吉田町立間尻

児童を前に作品への思いなどを語る早見和真さん(右)とかのうかりんさん=29日午後、宇和島市吉田町立間尻

 西日本豪雨で被害を受けた小学校の子どもたちに物語の魅力を伝えようと、小説家早見和真さんと絵本作家かのうかりんさんが29日、宇和島市吉田町立間尻の吉田小学校を訪れ、2人が愛媛新聞で連載した童話「かなしきデブ猫ちゃん」のおはなし会やトークショーを通じて全校児童約180人と交流を深めた。

 

 「本とひとときホッとタイム」と題し、被災地の学校の読書活動支援を目的に県立図書館と愛媛新聞社が企画。かなしきデブ猫ちゃんは、主人公のネコ「マル」が県内を冒険する物語で、文を早見さん(松山市)、絵をかのうさん(今治市出身)が手掛けた。宇和島市も舞台の一つになった。

 「松山おはなしの会」のメンバーが、マルが吉田地域のミカン山に足を運んだ場面などを朗読した。児童はスクリーンに大きく映し出された絵とピアノ演奏、臨場感たっぷりの語り口に引き込まれながら、ストーリーを堪能していた。

 トークショーでは、かのうさんが「きれいなミカン山と海が魅力的な場所だった」と南予ロケの際に得た印象を紹介。早見さんは豪雨災害に触れ、「みんな吉田のことは忘れていない。そんなメッセージを物語に込めた」と吉田地域が登場する回を加筆した思いも語った。

 5年生の児童(11)は「どういうふうにマルが成長していくのか続きが気になった。オレンジの果実でいっぱいになった今の時季のミカン山も描いてもらいたい」と話した。

 かなしきデブ猫ちゃんは、今年4月から今月まで毎週連載され全32回で完結。2019年3月に絵本の出版が予定されている。

    おすすめ記事

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。