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愛媛・松野のおさかな館

「被災地助け合い」西日本豪雨で死滅、ナメダンゴ再び

2018年11月29日(木)(愛媛新聞)

おさかな館に再度贈られたナメダンゴ

おさかな館に再度贈られたナメダンゴ

 西日本豪雨で被災し、飼育していた海水魚のナメダンゴが死んでしまった愛媛県松野町延野々の「虹の森公園おさかな館」に26日、福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」がナメダンゴ12匹を贈った。東日本大震災時、津波被害を受けたアクアマリンに、おさかな館が金魚を贈るなど長い親交があり、同じ被災地の力になろうと届けられた愛らしい魚たちが来館者の笑顔を誘っている。

 おさかな館は、1月下旬にアクアマリンからナメダンゴを12匹譲り受けていたが、豪雨による浸水で停電。寒冷地の冷たい海にすむナメダンゴの水槽は、必要な水温調節ができなくなった。

 被災を知ったアクアマリンは、おさかな館が落ち着いたタイミングでの再搬入を計画。26日は、アクアマリンの神田武志グループリーダーが車で運び入れ、おさかな館の飼育員が慎重に水槽に移していった。

 新天地での生活が始まったナメダンゴは、体長5センチほどの小さな体で早速元気よく泳ぎ回った。しばらくすると落ち着いた様子をみせ、おなかの吸盤で壁面や水槽内の石にじっとくっついたり、大きな瞳をきょろきょろ動かしたりしていた。

 神田さんは「金魚の他にも(2014年に)オオサンショウウオを譲渡してもらうなど、困ったときに助けてもらった。少しでも見る人の癒やしになれば」と願った。おさかな館は「四国初の展示で幅広い世代に興味深く見てもらっていたので、豪雨後は多くの方に残念がられた。今後も館同士のつながりを大切にし、助け合える存在になれれば」と感謝した。

 家族と初めて訪れた松山市愛光町の主婦、成嶋美智子さん(43)は「いわき市出身なので、古里から来たと知り縁を感じた。福島では見たことがなかったが、とっても丸くてかわいい」と目を細めていた。

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