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久万高原・砥部・松山

大災害備え 地域で連携 各地で防災訓練

2018年11月26日(月)(愛媛新聞)

倒壊の恐れがあるとの想定で、患者役を車いすで救出する久万高原町の消防団員ら

倒壊の恐れがあるとの想定で、患者役を車いすで救出する久万高原町の消防団員ら

倒壊家屋からの救出訓練などに臨む砥部町の住民ら

倒壊家屋からの救出訓練などに臨む砥部町の住民ら

背負える給水袋の使い方などを学んだ新玉地区自主防災会連合会の防災大会

背負える給水袋の使い方などを学んだ新玉地区自主防災会連合会の防災大会

 南海トラフ巨大地震など、いつ起きるか分からない災害に備えた防災訓練が25日、各地であり、参加者が意識をさらに高めた。

 

【5機関2100人対応を確認 久万高原】

 久万高原町では町全域を対象にした総合防災訓練があり、5機関計約2100人が参加した。

 訓練は、高知県沖を震源とするマグニチュード(M)8・0の地震が発生し、町内で道路や家屋に被害が出ているとの想定で実施した。

 地区の自主防災組織ごとに避難訓練。同町菅生の大宝住宅集会所では、午前9時の地震発生を受け、近隣住民29人が避難。発災後駆けつけた町職員が受け付けし、避難者の安否確認を行った後、町役場に状況を報告した。

 町役場は、災害対策本部を設置し、情報収集。署庁舎の損壊を想定した久万高原署は、町役場での対応を確認した。町立病院では、倒壊の恐れがあるとの想定で、消防団員が患者役を担架や車いすで救出した。

 町危機管理室の石割真一室長は「住民や関係機関それぞれが持ち場を確認する機会となった。今後も訓練を重ねながら、対応力を高めたい」と話した。

 

【避難所開設や受け入れ実践 砥部】

 砥部町では、町総合防災訓練が同町千足の砥部中学校などで行われ、住民や町職員ら約430人が避難所開設や応急手当ての訓練を通し防災力向上を図った。

 午前7時半ごろ、四国沖を震源とする地震が発生し、震度6強を観測したとの想定。中学校の体育館にいち早く集まった自主防災組織の防災士らが避難所を開設し、次々と訪れる住民の受け入れ作業を実践した。

 参加者は、消防防災科学センター(東京)の防災図上訓練指導員から避難所運営のポイントなどを学んだ後、救命講習や倒壊家屋からの救出訓練も実施した。壁や柱の下敷きになった人を助けるために身の回りの道具をいかに使うか話し合い、いざというときの連携を考えた。

 町職員は風水害を想定し町役場や広田支所で災害対策本部の運営も訓練。給食センターが非常用発電機を使って用意した炊き出しを各訓練所に配布し、町一体で備えを強化した。

 

【トイレや給水袋使い方確かめる 松山・新玉地区】

 松山市の新玉地区では、大規模地震を想定した防災大会が新玉小学校(同市千舟町8丁目)であり、約420人が災害トイレや給水を体験した。

 午前9時に地震が発生したとの想定で、住民が指定避難所の新玉小に集合した。同校など市内4避難所にしかない災害用マンホールトイレが展示され、参加者に特徴や機能などが紹介された。同トイレは洋式で段差がないことや、し尿は下水道に流し、くみ取り不要などの説明を受けた後、使い心地を確かめていた。

 6リットル入る給水袋の扱い方も教わった。三つの穴にひもを通すとリュックのように背負えて両手が使える仕組みで、同校3年の満汐蓮君(8)は「ひもを通すのが難しかったけど次は上手にできると思う」と話した。

 大会は地区内の4自主防災組織でつくる新玉地区自主防災会連合会(田村昭久会長)が毎年開いている。

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