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病にトライ チーム鼓舞

ラグビーに情熱 白川さん(三島高3年)

2018年11月25日(日)(愛媛新聞)

チームメートと談笑する白川響己さん(中央)。三島高ラグビー部の躍進に欠かせないメンバーの一人だった=16日夜、四国中央市中之庄町

チームメートと談笑する白川響己さん(中央)。三島高ラグビー部の躍進に欠かせないメンバーの一人だった=16日夜、四国中央市中之庄町

全国高校ラグビー県予選の決勝で、パス回しをしながら出番に備える三島高の白川響己さん=23日午後、松山市上野町の県総合運動公園球技場

全国高校ラグビー県予選の決勝で、パス回しをしながら出番に備える三島高の白川響己さん=23日午後、松山市上野町の県総合運動公園球技場

チームメートと談笑する白川響己さん(中央)。三島高ラグビー部の躍進に欠かせないメンバーの一人だった=16日夜、四国中央市中之庄町

チームメートと談笑する白川響己さん(中央)。三島高ラグビー部の躍進に欠かせないメンバーの一人だった=16日夜、四国中央市中之庄町

全国高校ラグビー県予選の決勝で、パス回しをしながら出番に備える三島高の白川響己さん=23日午後、松山市上野町の県総合運動公園球技場

全国高校ラグビー県予選の決勝で、パス回しをしながら出番に備える三島高の白川響己さん=23日午後、松山市上野町の県総合運動公園球技場

【骨折回避へ筋力強化  「決して諦めない」】

 骨が折れやすい「濃化異骨症」を患いながらも、ラグビーに打ち込んだ高校生がいる。四国中央市の三島高3年白川響己さん(17)だ。チームは23日の全国高校ラグビー県予選決勝で惜しくも敗れたが、公式戦には選手として2試合出場。「長いようで短かった」と3年間を振り返った。

 白川さんの病気は生まれつきで、小さいころから幾度も骨折を経験。身長は145センチと小柄だが、敏しょう性には自信があり、中学時代は軟式野球部で白球を追った。高校に入学し先輩に誘われて部を見学した際、「ゴールが前にあるのに、前にボールを投げてはいけないのが面白い」と思い、入部した。

 自身の病気を「ハンディとは思ったことがない。自分で自分を否定することになる」と話す。骨折の危険性を減少させるため、ウエートトレーニングで筋力も強化した。

 自分が望んで始めたこと。決して諦めたくない―。白川さんの強い気持ちを支えたのはチームメート。時折、「大丈夫か」と気遣ってくれる声掛け一つがうれしかった。レギュラーを争うライバルであるとともに切磋琢磨(せっさたくま)する仲間だった。

 主将の3年山瀬圭一郎さん(18)は「欠かすことのできないメンバーの一人。響己を花園の舞台に立たせようと、みんなが一丸となった」。チーム全体を奮い立たせる力だった。

 白川さんのポジションは、タックルの危険性が比較的少ないスクラムハーフ。9月の県予選東予地区大会で初めて公式戦の舞台に立ち、10月の県予選準々決勝にも出場。ともに出場時間は5分程度だがパスを回し、グラウンドを懸命に駆けた。「緊張したけれど、試合はすごく楽しかった」と顔をほころばせた。

 卒業後は専門学校に進み、理学療法士を目指す。「リハビリの際に支えてくれた。僕も困っている人を支える存在になりたい」と力強く語った。

 

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