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言葉の力、楽しんで

SS作家 田丸さん(松山市出身)がトークイベント

2018年11月23日(金)(愛媛新聞)

会場を巻き込みながら「ふしぎな言葉」作りを楽しむ(右から)田丸雅智さん、秦佐和子さん、太田忠司さん=18日、東京都千代田区

会場を巻き込みながら「ふしぎな言葉」作りを楽しむ(右から)田丸雅智さん、秦佐和子さん、太田忠司さん=18日、東京都千代田区

田丸さんと太田さんが競作した「ショートショート美術館」

田丸さんと太田さんが競作した「ショートショート美術館」

会場を巻き込みながら「ふしぎな言葉」作りを楽しむ(右から)田丸雅智さん、秦佐和子さん、太田忠司さん=18日、東京都千代田区

会場を巻き込みながら「ふしぎな言葉」作りを楽しむ(右から)田丸雅智さん、秦佐和子さん、太田忠司さん=18日、東京都千代田区

田丸さんと太田さんが競作した「ショートショート美術館」

田丸さんと太田さんが競作した「ショートショート美術館」

【絵画テーマに競作 創作秘話など披露】

 松山市出身のショートショート(SS)作家田丸雅智さんと小説家太田忠司さんが、ゴッホやモネらの絵画を共通テーマにSSを競作した「ショートショート美術館 名作絵画の光と闇」(文芸春秋)を刊行した。東京都千代田区で発刊記念トークイベント「ショートショートとふしぎな言葉をみんなで楽しもう」がこのほどあり、2人が創作秘話などを披露した。

 田丸さんはSS作家になる前、太田さん出演のトークイベントを聞きに行って「SSを書いている」と伝えると、太田さんに「早くこっち側においでよ」と誘われたエピソードを紹介。「あの時の言葉は今もうれしい」と語り、新しい書き手の参入によるSSジャンルの活性化に期待を寄せた。

 本書には、2人が計10枚の絵を選び、絵から着想を得て創作した計20編のSS(雑誌「オール読物」掲載作)を収録。連載当時は発売日まで互いにどのように書いたか伏せられており、田丸さんは太田さんの作品が気になって発売日朝、書店へ足を運んでいたと明かした。

 2人は、俵屋宗達の「風神雷神図屛風(びょうぶ)」やエッシャーの「写像球体を持つ手」など、ストーリーや奇抜なアイデアが盛り込まれている絵からSSのアイデアをひねり出すのが難しかったと口をそろえた。

 田丸さんは「絵画に依存しないことが大事で、SSを単体で読んでも成立し、絵があればさらに面白くなるという作品作りを意識した」とコメント。太田さんは、絵を見た時に覚える違和感からイメージを膨らませたと話していた。

 第2部から声優の秦佐和子さんも参加。名詞や動詞を組み合わせて「ふしぎな言葉」を創造し、SSの着想につなげる仕掛けを用い、会場から言葉を募ったところ「締め切り間際の観覧車」「空気肉まん」といったユニークな言葉が生まれ、3人は楽しみながらイメージを膨らませていた。

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