あす18日から
バレーボール全日本高校選手権県大会
2018年11月17日(土)(愛媛新聞)


バレーボールの全日本高校選手権県大会が18、23の両日、県総合運動公園体育館で開かれる。男女とも県総体ベスト4と東中南予予選を勝ち上がった12校が出場。優勝校は来年1月5日に開幕する全国大会(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)に出場する。
[男子]
【新田・松山工の戦力充実】
県総体で優勝した新田に松山工を筆頭としたシード校が挑む。
新田は全国高校総体でベスト16入り。福井国体でも選抜チームの中心を担っており実力、経験とも十分なメンバーがそろう。セッター叶世が後藤、村上、西村の強力アタッカー陣を操って多彩な攻撃を展開する。永瀬、渡部のセンター線へのクイックも武器。
松山工は夏から守備力がアップ。金光のサイド攻撃や佐伯の速攻を軸にポイントを重ね、四国高校新人大会や県総体で敗れた新田に雪辱を果たしたい。
松山北は攻守のバランスが良く、堅実なバレーを展開する。主将の森は攻守の要。チームの精神的支柱としてけん引する。八幡浜は主将山内を中心に粘り強いバレー。三島、小松、松山東、東温、三崎も力があり、ベスト4は混戦が予想される。
[女子]
【松山東雲・聖カタリナ軸】
県総体の決勝でフルセットを戦った松山東雲と聖カタリナ学園の2強。両校の力は拮抗(きっこう)している。
インターハイでベスト16に入った松山東雲は得点力の高い五頭と西川果、守備の要の船田を中心に試合を組み立てる。1年生セッター加納の堅実なトスワークにも期待がかかる。
聖カタリナ学園は、攻守に安定感ある主将大森と高校生離れした強烈スパイクが打てる曽我部の二枚看板が強力。スパイクも打てるセッター浦部、182センチの日野など誰が出ても活躍できる選手層の厚さで対抗する。
追いかけるのは、県総体ベスト4でエース川崎を擁する野村、若い力が躍動する済美。ベスト8だった八幡浜、今治精華も力がある。