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知事選 終盤情勢

ムード低調 議論高まらず 3氏、支持訴えに力

2018年11月16日(金)(愛媛新聞)

 知事選は投開票の18日まで残り2日。会社代表取締役の新人田尾幸恵(49)、市民団体「伊方等の原発をなくす県民連絡会議」代表幹事の新人和田宰(66)、現職中村時広(58)の3氏は、終盤に入り支持を訴える声にも力が入る。地域別に情勢を分析した。

 

■東予

 選挙ムードは低調。低投票率の懸念や有権者の関心の低さに各陣営は苦慮している。県営黒瀬ダム(西条市)の水を活用した松山分水や、岡山理科大獣医学部(今治市)に対して姿勢の異なる中村、和田両氏だが、選挙戦での議論は高まっていないもようだ。

 

 中村氏は街頭演説などで支持を訴えるほか、企業などの動員のかかった数百人規模の集会を四国中央市や今治市などで開き、組織力を見せる展開。複数の首長らが応援演説に立つ姿も見られた。陣営が気にするのは投票率。投票に行くよう最後まで有権者に呼び掛け、引き締めを図る。

 和田氏は支持拡大や浸透に注力。共産党議員らと街宣を重ねるほか、街頭演説や集会で治水対策のほか四国電力伊方原発の廃炉を訴えている。14日には同党から次期県議選出馬予定の女性と今治市の商業施設周辺などで街宣し、獣医学部に関する県補助金見直しなどの政策を訴えた。

 田尾氏は一貫して独自の戦いで、ポスター張りを始めている。

 

■中予

 中村氏がリードを保つ。同時選の松山市長選がある県都を含め、知事選の応援に入る各地の首長や地方議員からは、選挙に対する有権者の関心の低さを危惧する声が多く聞かれた。

 

 中村氏は松山市で市長選に出る現職と演説会などで共闘。13日には中島など島しょ部で行動を共にした。伊予市で紅まどんなの人気や都市部の高値販売を挙げ「農家の収益アップへ今後も営業や研究開発に力を入れる」と強調。東温市の河之内公民館付近で支持を訴え、松前町では裸麦や珍味などの特産品のPRと販路拡大を進めるとした。

 和田氏も、松山市長選の新人と連携し選挙運動を進める。13日にあった新人の個人演説会で「伊方原発から約60キロ離れた松山も被ばくの恐れがある。市の対応も改めてほしい」と廃炉を主張した。砥部町の各所で演説を展開。久万高原町では町役場前で街頭演説し、学校校舎の耐震化やエアコン設置、河川整備などに取り組むとアピールした。

 田尾氏は目立った動きが見られなかった。

 

■南予

 西日本豪雨の被害が特に甚大だった南予では、中村、和田両氏とも、地域に足を運び、復興や防災の政策などを訴えている。組織力の高さから中村氏が優勢との見方が強く、選挙ムードは低調のまま最終盤を迎えている。

 

 中村氏は市町長や県議、市町議らが帯同し、駅前などで100人規模の街頭演説を展開。大洲市などで首長が応援演説を行ったほか、宇和島市では、自民党市議らがビラ配りや期日前投票の呼び掛けを行う。陣営は投票率低下を懸念し、当初の予定より街宣を増やしているという。

 和田氏は共産党町議らが同行し、街宣や個人演説会を行う。街宣では、河川の河床掘削などの「抜本的な治水対策」の必要性や子どもの医療費支援などを訴えた。四国電力伊方原発を巡っては建設計画がある乾式貯蔵施設は長期稼働につながるとし、原発の廃炉を主張した。

 田尾氏は、ポスターを各地域の掲示場の一部に張り始めたが、表立った動きは見られない。

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