ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
1024日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

えひめ知事選

候補者、復興や防災減災訴え 豪雨被災者「有言実行を」

2018年11月10日(土)(愛媛新聞)

西日本豪雨からの復興への思いを訴える知事選の候補者(右)=3日午後、西予市

西日本豪雨からの復興への思いを訴える知事選の候補者(右)=3日午後、西予市

 西日本豪雨から約4カ月。18日の知事選投開票に向け立候補者は、豪雨の爪痕が残る被災地に入り、復興や防災減災のビジョンを有権者に訴えている。

 新人田尾幸恵氏(49)は「命と生活を守るのが最優先」と強調し、地域の声を大事にした防災減災施策の予算充実を提示する。

 新人和田宰氏(66)は9日、豪雨被害が甚大だった宇和島市で街宣。スーパーや道の駅を中心に、買い物客らに向け、県民の声を反映した対策の重要性を主張した。

 知事選出馬3度目の和田氏は、15年前の初挑戦の際に、肱川流域の住民から聞いた「川に土砂がたまっている。堤防がない。ダムは要らない」との声がいまだに上がっていると指摘。

 「山から急な斜面を駆け降りてくる小川、河川の整備の手を抜くと住民の命と暮らしは守れない」と強調し「私は全力で川の整備に取り組む」と県政の転換を訴えた。

 現職中村時広氏(58)は3日、同市吉田地域に入り公務で秋祭りに参加。いまだに土砂が道路脇に残る地域内を街宣し、隣の西予市明浜地域で住民約100人を前にマイクを握った。

 現職として断水などの豪雨対応を振り返り、県内の農林水産業や道路などの被害額が約1500億円に上っていると説明。復興イベントの開催案を披露し、かんきつ産業を守る決意も語った。「やっと前を向いていこうという空気が出てきた。チームで力を合わせれば乗り越えられないものはないと確信している。ぜひ皆さん頑張りましょう」と呼び掛けた。

 被害が大きかった南予3市の住民からは候補者に対し切実な思いが聞かれた。

 多くのかんきつ園地が損害を受けた宇和島市吉田地域。スーパーに勤める男性(56)は「基幹産業のミカンが元気にならないと商店街など全体が活気づかない。(当選者には)有言実行で言ったことはしっかり守ってほしい」と求めた。

 4年半前に建てたばかりの家が浸水したという西予市野村町野村の主婦栗原梅子さん(71)。「家を直す資金が用立てられるのか分からず、大工さんと話を前に進めることもできない」と資金面を含めた被災者支援に期待した。

 大洲市菅田町菅田の自宅が浸水し、仮設住宅で暮らす無職滝野治孝さん(71)は「建て替える予定だが、また漬かるんじゃないかと不安だ」と吐露。「予算をつぎ込んで、堤防など防災対策を重点的にやってもらいたい」と願った。

    おすすめ記事

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の主要ニュース

    トップ10ニュース

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。