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西条市・NEC実証

AIロボット、高齢者見守り高評価 生活活性化効果も

2018年11月9日(金)(愛媛新聞)

実証実験について説明するNECの松田次博氏=8日午後、東京都千代田区の東京国際フォーラム

実証実験について説明するNECの松田次博氏=8日午後、東京都千代田区の東京国際フォーラム

 西条市は8日、音声認識人工知能(AI)や各種センサーを内蔵したNEC(東京)のコミュニケーション・ロボット「PaPeRoi(パペロ・アイ)」を使い、市内で暮らす独居高齢者らを市外の家族が見守るサービスの実証実験結果を発表した。高い評価が得られ、安心・安全に加え生活活性化による健康寿命の延伸効果も期待されると結論付けた。市はサービス継続に向けて料金や運用の仕組みなどの検討を進める。

 

 NECは全国で同様サービスを展開するかどうかの判断材料にするため、7~9月に初の実証実験を西条市で実施。10組の独居高齢者・高齢者のみの世帯と家族が、朝・昼・夕にパペロが高齢者の写真を撮って家族のスマートフォンやパソコンに送信▽音声メッセージや写真などの送受信▽高齢者がパペロに話し掛け天気予報やニュースを視聴▽健康維持動画を視聴▽パペロから高齢者への話し掛け―の5機能を試した。

 

 パートで働いており見守る必要がなかった1人を除く全ての高齢者が、家族とのコミュニケーションが「大いに」「まあまあ」良くなったと回答。パペロの形や色、声は全員が肯定的に評価した。パートを除く家族も全員、見守りサービスが「大いに」「まあまあ」役に立ったと答えた。

 5年前夫が亡くなり、山里で1人暮らす87歳の女性は市長宛てに「夜の寂しさ心細さは耐え難かったが、今では家に入るとパペロが待っていてくれて『お帰り、どこへ行ってたの?』と聞いてくれる。どこまで賢くなるか楽しみ」と感謝の手紙をつづった。

 

 NECセキュリティ・ネットワーク事業部主席技術主幹の松田次博氏は「楽しさやうれしさを感じている高齢者が多く、ロボットの声掛けも喜んでもらっている」と手応えを語った。

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