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秋季四国高校野球・四国地区大会

松山聖陵、悔しい準V 高松商に1-3

2018年11月5日(月)(愛媛新聞)

【松山聖陵―高松商】2回表松山聖陵2死三塁、湧川が中前適時打を放ち1―1の同点とする=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回表松山聖陵2死三塁、湧川が中前適時打を放ち1―1の同点とする=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回途中から登板し、4回2/3を1失点と粘投した松山聖陵・高松=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回途中から登板し、4回2/3を1失点と粘投した松山聖陵・高松=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回表松山聖陵2死三塁、湧川が中前適時打を放ち1―1の同点とする=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回表松山聖陵2死三塁、湧川が中前適時打を放ち1―1の同点とする=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回途中から登板し、4回2/3を1失点と粘投した松山聖陵・高松=レクザムスタジアム

【松山聖陵―高松商】2回途中から登板し、4回2/3を1失点と粘投した松山聖陵・高松=レクザムスタジアム

 秋季四国地区高校野球大会最終日は4日、香川県のレクザムスタジアムで決勝を行い、初の決勝進出を決めた松山聖陵(愛媛3位)は1―3で高松商(香川1位)に敗れ準優勝した。高松商は3年ぶり9度目の優勝。

 松山聖陵は初回に先制を許すと、同点に追い付いた直後の2回にも押し出し四球で勝ち越された。打線は3回以降チャンスをつくったが、相手の堅守に阻まれ得点できなかった。

 

 【評】松山聖陵は中盤以降の好機を生かせず、ロースコアゲームで敗れた。

 先発佐野は初回、四球で先頭打者を歩かせると、2死三塁から右中間に運ばれ先制点を奪われる。2番手でマウンドに上がった高松は四回、2死三塁の場面でセカンドのエラーで失点、1―3とリードを広げられた。

 打線は先制を許した直後の二回に四番折田がヒットで出塁、2死三塁から湧川の中前適時打で同点に追い付いた。六回に1死三塁、八回にも無死一、二塁と得点機をつくったが、勝負どころで一本が出ず1得点にとどまった。

 

◆もったいない◆

 【松山聖陵・荷川取秀明監督の話】もったいない試合だ。走者を送るべきときに送ることができず、要所であと一本が出なかった。一回り以上、力を付けないと全国では通用しない。自覚を持って冬の練習に取り組む。

 

◆課題だらけだ◆

 【高松商・長尾健司監督の話】課題だらけで、これが今のチームの実力。序盤のとどめを刺せる場面で、緩い球に対応できなかった。準決勝とはまるで別人。もう一度力がないことを自覚して、今後の戦いに臨みたい。

 

◆併殺でうまく処理◆

 【松山聖陵・田窪遊撃手(三回に6―4―3の併殺でピンチをしのぐ)】「相手はコンパクトに振っていたので併殺を狙い、うまく処理できた。ただ、点差以上に大きな負け。冬の間に振り込んで、チームとして成長したい」

 

◆中軸打てなかった◆

 【松山聖陵・折田中堅手(二回に同点のホームイン)】「自分を含め中軸が得点機に打てなかった。(二回は)まずは塁に出て、チャンスメークしようと思っていた。春に向けてもう一度、一からやり直す」

 

【つなぐ打線 夢舞台へ課題】

 「盗塁やエンドランで失敗。チャンスを広げたいところで流れに乗れず、勝負どころで決められなかった」と湧川。身上であるつなぐ野球を体現できなかったことが勝負の明暗を分けた。

 先制を許した直後の二回、先頭の4番折田がセンター前へ運び、盗塁と渡部の内野ゴロの間に進塁し2死三塁。打席に立った湧川は「点を取られてもすぐに取り返したかった」と甘く入った変化球をセンターへ返して1―1の同点に。全員が念頭に置いていたのは「ストレートはファウルで粘り、変化球を捉えること」。狙い通りのバッティングだった。

 だが、その後は要所を締める相手先発と継投で登場したエースに対し打線がつながらなかった。六回に1死三塁で折田が鋭く打ち返したライナーを相手ショートが好捕。折田は「しっかりと芯で捕らえていたし、感触もよかったが…」と悔しがった。

 八回は四球と大村の左前打で無死一、二塁。ここで3安打と一人気を吐いていた坂本に打席が回るも「点が欲しくて力んでしまった」と外に逃げるスライダーでスイングアウトに。

 敗れたが、甲子園への道は開かれている。「今まで以上に打線をつなげないと選抜では勝てない」とナインは決勝での敗戦をしっかりと受け止めている。夢の舞台で松山聖陵らしさを存分に発揮するため、冬にしっかりと力を蓄えてほしい。

 

【粘投実らず あと一歩】

 2番手高松、エース根本が粘り強い投球を見せたが、勝利には結びつかなかった。

 同点の2回、先発佐野が連続四球による押し出しで1点を失い、なおも2死満塁。ここで「ピンチでも自分の仕事をしようと思っていた」と高松がマウンドへ。タイミングをずらしたカーブで投ゴロに仕留め大量失点を防いだ。

 3回の1死一、二塁の場面でも「やることは変わらない。一つずつ(アウトを取りに)いこう」とカーブを打たせて併殺。ただ4回の守備では二塁手渡部がファンブル。この間に三塁走者が生還し2点差に広げられた。渡部は「1―2で試合が進んでいれば違う展開になっていたかもしれない。情けない」と唇をかんだ。

 7回には連続ヒットと与四球で1死満塁に。ここで登場した3番手のエース根本は「自分が投げて絶対押さえてやる」と奮起。ストレートで三振を奪うと、後続もゴロで打ち取り守りきった。

 初優勝まであと一歩のところで敗れ、主将根本は「まだまだ力が足りない」と実力差を痛感。「この冬にしっかりトレーニングを積み、甲子園で成長した姿を見せたい」。力強い口調で思いをにじませた。

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