秋季四国高校野球・四国地区大会
3日目 準決勝 松山聖陵、初の決勝 センバツへ前進
2018年11月4日(日)(愛媛新聞)
秋季四国地区高校野球大会第3日は3日、香川県のレクザムスタジアムで準決勝2試合を行い、愛媛3位の松山聖陵が5―3で富岡西(徳島3位)に競り勝った。来春の選抜大会の選考資料となる大会で初の決勝進出を決め、甲子園出場に大きく前進した。
松山聖陵は初回に新城の適時打などで3点を先制。3―3の7回には大村のソロ本塁打で勝ち越した。
第2試合は、高松商(香川1位)が10―4で高知商(高知1位)を破った。
大会最終日の4日は午前10時から、同スタジアムで松山聖陵―高松商の決勝を行う。
秋季四国地区高校野球大会(4日の予定)
【レクザムスタジアム】
▽決勝 松山聖陵―高松商(10時)
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【松山聖陵 先制点が鍵 決勝展望】
松山聖陵は、試合巧者の高松商を相手に先制点を奪えるかが鍵となりそうだ。
準決勝までの3試合の平均失点は2・3。準々決勝では1年生右腕平安山が切れのあるスライダーを武器に13奪三振の快投。準決勝は平安山、根本の継投で強打の富岡西打線を3点に抑えた。
打線は初球から振っていく積極的な打撃で序盤から得点を重ねる。本塁打1本を含む6安打5打点と好調のリードオフマン大村の出塁から得点につなげる。
香川1位の高松商は準々決勝で昨年の優勝校明徳義塾に4―2で逆転勝ち。準決勝では高知商を10―4で退け、攻守に抜け目なく打線は爆発力もある。
松山聖陵は四国大会初戦から続く先制逃げ切りの試合展開に持ち込みたい。