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発信!松山盲学校生記者

STT体験記 ボールに回転 技学ぶ

2018年10月16日(火)(愛媛新聞)

 

球の音に耳を澄ましてラリーの練習をする松山盲学校のSTT部員(撮影・宇佐亮)

球の音に耳を澄ましてラリーの練習をする松山盲学校のSTT部員(撮影・宇佐亮)

球の音に耳を澄ましてラリーの練習をする松山盲学校のSTT部員(撮影・宇佐亮)

球の音に耳を澄ましてラリーの練習をする松山盲学校のSTT部員(撮影・宇佐亮)

 放課後の静かな体育館。響くのは球出しの合図の声と、球が転がる音だけ。黙々と練習に励んでいるのは、松山盲学校サウンドテーブルテニス(STT)部の部員たちだ。

 小学4年から高等部の10人が、週4回、約1時間、体力づくりや課題別練習などのメニューをこなしている。

 私は今春、高等部への入学と同時に入部した。初めて見た時に衝撃を受け、チャレンジしてみたいと思ったからだ。STTの面白さは、球の音、つまり聴覚だけを頼りに打ち返すことだ。上級者同士の対戦では、見えているかのように速いラリーが繰り返される。

 当初は、球の速さに対応できなかった。全国大会に出場した先輩の球は重く、独特の「間」に驚いた。

 練習を重ね、徐々に球を返せるようになった。最近は、ボールに回転を掛ける技を学んでいる。決まるととてもうれしい。STTは個人競技なので、自分の弱点に常に向き合っている感じがある。

 部員たちが目標とする部長の高等部3年松浦佑美さん(18)は、競技歴6年。「自分のスマッシュが狙い通りに決まるのがうれしい。昨年の愛顔(えがお)つなぐえひめ大会(障スポ大会)で2位になったのが一番の思い出」と語った。

 私の目標はライバルに勝つこと。メンタルも鍛えて、中国・四国地区盲学校体育大会や県障がい者スポーツ大会などの公式戦での勝利を目指している。

 

 

【目線】

【高等部1年】

 サウンドテーブルテニス(STT) 聴覚だけを頼りに行う卓球競技。ピンポン玉の中に直径1ミリほどの金属球が4つ入っている。アイマスクをし、転がる音を頼りにネットの下をくぐらせ球を返す。打球音を出すためラバーのないラケットを使用。球が飛び出さないよう卓球台には縁がある。

 写真撮影やインタビューを通して、競技の魅力や仲間同士の絆など、普段とは違った視点からSTTを見ることができた。この競技をぜひ多くの人に知ってほしい。(U)

……………………………

タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。

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