福井大会・最終日
水泳・男女共通200リレー、4位に家族らの温かい拍手
2018年10月16日(火)(愛媛新聞)

知的障害者男女共通200㍍リレーで4位になった愛媛=敦賀市総合運動公園プール

知的障害者男女共通200㍍リレーで4位になった愛媛=敦賀市総合運動公園プール
第18回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」最終日は15日、敦賀市総合運動公園プールなどで行われ、水泳の知的障害者男女共通200メートルリレーに出場した愛媛は、4位でメダルを逃した。
強豪の大阪、横浜、埼玉との対戦に、第1泳者の徳本が引き離され「足を引っ張ってしまった」と号泣。ただ続く栗田は「離されても気にせず全力で泳いだ」。浅野も「4人で頑張れた」とすがすがしい表情をみせた。
アンカーは、7月の世界ダウン症水泳選手権で3個のメダルを獲得した久米。今大会は知的障害にダウン症の区分がなく体格的な差により個人入賞はできなかったが、最年長としてチームを引っ張り「みんなよく頑張った。来年もリレーに出られたら楽しく泳ぎたい」と語った。
試合後、家族らの温かい拍手に迎えられた4人。「次は勝てるように頑張る」と前を向いた。