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福井障スポ大会・第2日 

アーチェリー 宮本明典、最後の一本 的のど真ん中 

2018年10月15日(月)(愛媛新聞)

初出場で優勝をつかんだ宮本明典=福井市スポーツ公園サッカー場

初出場で優勝をつかんだ宮本明典=福井市スポーツ公園サッカー場

 第18回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」第2日は14日、福井市の県営陸上競技場などで行われ、アーチェリーで、宮本明典が優勝を果たした。

 

【最後の一本 的のど真ん中 宮本 アーチェリー初出場で栄冠】

 呼吸を整えた後に放った最後の一本は風で少し右に流されたが、それも計算済み。軽い放物線を描いて、的のど真ん中に突き刺さった。

 アーチェリーの肢体不自由者男子リカーブ30メートルダブルラウンド。初出場で優勝を飾った宮本明典はモトクロスの選手だったが、2001年、練習中に脊髄を損傷。下半身まひになった。3年前に通院先の理学療法士の勧めでアーチェリーを始め、「自分の記録との戦いがモトクロスに似ていて面白い」と一気にのめり込んだ。

 2ラウンド計72射の点数を競う。宮本は第1ラウンドで2位に10点差を付けて首位に。しかし第2ラウンドになって吹き始めた強風に苦戦。スコアを乱してじわじわと追い上げられていた。ただ、井上監督ら周囲は「余計な重圧を与えたくない」と本人に順位を伝えなかった。

 迎えた72射目。「最後は真ん中に当てて帰ろう」と集中力を高め、中心を射抜いて終えると2位との差はわずか3点。最後にもし15センチずれていたら順位は変わっていたと知り安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 初めての全国障スポ大会を終えた宮本は「アーチェリーは障害の有無に関係なく、同じフィールドで戦える。選手を育てる活動に取り組んでみたい」と新たな目標を見つけていた。

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