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「壁面の踊り子」超絶

愛媛ゆかり、スポーツクライミング米代表・白石阿島選手 西条で子ども教室

2018年10月14日(日)(愛媛新聞)

クライミング教室に参加した子どもに登り方のコツをアドバイスする白石阿島選手(右)=13日午前、西条市氷見

クライミング教室に参加した子どもに登り方のコツをアドバイスする白石阿島選手(右)=13日午前、西条市氷見

クライミング教室でリード種目のデモンストレーションをする白石阿島選手=13日午前、西条市氷見

クライミング教室でリード種目のデモンストレーションをする白石阿島選手=13日午前、西条市氷見

石鎚クライミングパークSAIJOに完成したスピード壁=13日午後、西条市氷見

石鎚クライミングパークSAIJOに完成したスピード壁=13日午後、西条市氷見

【世界の腕に会場興奮】

 父親が新居浜市出身で、スポーツクライミング米国代表の白石阿島選手(17)が13日、西条市氷見の石鎚クライミングパークSAIJOの新施設完成を祝うイベントに参加した。子どもたちに競技の楽しさを伝える教室の講師となり、世界を舞台に活躍する人気クライマーの実力をみせた。

 

 白石選手は米ニューヨーク生まれ。ユース世代の世界大会などで優勝経験がある。両親が日本人で、ダンサーの父久年さん(68)がふるさとの新居浜市阿島の地名から名付けた。

 クライミング教室は「リード」と「ボルダリング」の2種目で実施し、県内外の小中学生約80人が参加した。白石選手は高さ15メートルの壁を制限時間内に登るリード種目の講師を務めた。

 トレードマークの和風柄のハーフパンツ姿で会場に現れた白石選手は、壁のカラフルな突起に手足をかけながら、あっという間にゴールに到達した。米誌から「ザ・ウォールダンサー」と評されたリズミカルな動きに、会場から歓声が上がった。

 登り終えた子どもら一人一人に声を掛けていた白石選手は「こんなふうに子どもたちに教えるのは初めてなので、どきどきしていた。かわいくて(自分の幼少期を思い出して)懐かしい」と感想を述べた。

 教室は西条市と西条市体育協会の主催。西条市小松町妙口に工場があるコカ・コーラボトラーズジャパンが地域貢献の一環として、コカ・コーラとスポンサー契約を結ぶ白石選手との縁をつないだ。

 白石選手からアドバイスをもらった競技歴4年の城西中2年の女子児童(13)は「スローパー(登るための突起)は両手で横から持つといいよと教えてもらった」と話し「阿島選手はめっちゃ強くて天才。会えてうれしい」と喜んでいた。

 ボルダリングの講師は県競技力向上対策本部所属で日本代表の清水裕登選手(22)が務めた。

 

【「スピード」用人工壁完成】

 西条市が石鎚クライミングパークSAIJO(同市氷見)に追加整備していたスポーツクライミングの「スピード」用人工壁の完成記念セレモニーが13日あり、日本とオーストリアの代表選手のデモンストレーションなどで完成を祝った。

 スピードは、高さ15メートルの壁に設けられたコースを登るタイムを競う競技。完成した人工壁は高さ15・9メートル、幅6・2メートルで、2レーンあり、国際スポーツクライミング連盟の認定を受けた。裏面には高さ8・35メートルの練習壁2基を配置し、コースを上下半分に分けてトレーニングできる。事業費は9200万円。

 パーク内には愛媛国体で整備したボルダリングとリード用の人工壁がある。スピード壁の追加で、2020年東京五輪で正式種目となったスポーツクライミングの「複合」に対応でき、市は強豪国オーストリアの事前合宿誘致を目指している。

 セレモニーで玉井敏久市長は「世界へ羽ばたく選手が生まれてほしい」とあいさつ。オーストリア男子のヤコブ・シューベルト選手と、日本代表で県競技力向上対策本部の清水裕登選手による対戦実演もあり、シューベルト選手が8秒30で先に登り切ると大きな歓声が沸き起こった。

 14、15両日はオーストリアと日本の代表による合同合宿を開催。練習時間は両日とも午前9時~午後5時で、一般公開している。

 

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