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福井国体

山岳・少年男子リードV 井上・大政 黄金ペア

2018年10月6日(土)(愛媛新聞)

【少年男子リード決勝】優勝を果たした井上遼(左)と大政涼=池田町特設会場

【少年男子リード決勝】優勝を果たした井上遼(左)と大政涼=池田町特設会場

【「同門」高め合い上へ】

 体を支える腕や指は限界に近かった。それでも「上へ」―。4度目の国体となる井上遼、初出場の大政涼が互いにベストを出し切り、頂点へと上り詰めた。

 挑むのは高さ12メートル以上の人工壁。ほぼ垂直な壁をよじ登ると、手前に大きく張り出した急斜面が待っている。

 開始から約4分半。大政が最後の力を振り絞り、最高点のホールド(突起物)に飛びついた。両手でがっちりとつかむ。見事な「完登」だった。

 沸き立つ観客の声を背に、井上は奮い立った。「後は自分次第や」。以前はスピードの遅さを弱点と感じていたが、今は違う。慎重に手足を運び、上から2番目のホールドまで到達して落下した。「後悔はない」。4位につけ悲願のチーム優勝をつかみ取った。

 2016年岩手、17年愛媛では6位。愛媛国体に向けた体験教室で山岳に出合い、小学1年生から競技を始めた井上は「地元開催で順位を上げられず悔しい思いをした。今回は絶対に優勝したかった」とかみ締めるように語る。8月のJOCジュニアオリンピック大会では大政が優勝、井上が準優勝と結果を残したが「ペアで登るのは国体だけ」と格別な思いで臨んでいた。

 同じジムで練習を重ねてきた2人。「大政君とだから優勝できた。感謝している」との先輩の言葉に、大政も「予選の時も井上さんの動きが参考になった。一緒に優勝できてうれしい」とはにかむ。

 6日にはボルダリングの予選も始まる。「決勝進出、総合優勝を狙って頑張る」とさらに高みを目指す。

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