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台風24号

東予、道路冠水相次ぐ 再三の避難 覆う不安

2018年10月1日(月)(愛媛新聞)

台風で増水した新居浜市の東川の金栄橋付近=30日午後5時40分ごろ、同市久保田町3丁目

台風で増水した新居浜市の東川の金栄橋付近=30日午後5時40分ごろ、同市久保田町3丁目

 台風24号が日本を縦断した30日、県内でも全域で雨や強風の荒天となり、不安な表情で避難所に身を寄せる住民もいた。

 

 新居浜市では市内の数カ所で冠水が発生し、道路の通行止めも相次いだ。午後5時半すぎ、市中心部の住宅街を流れる東川に架かる金栄橋(久保田町3丁目)では、橋桁ぎりぎりまで水かさが増し、橋脚に流木などがたまっていた。現場の警戒にあたっていた消防団員は「2004年の台風21号の豪雨のときと比べたら、水位が低いと思う。なんとか持ちこたえてくれそうだ」と話していたが、表情は硬かった。

 市水防本部には午後6時35分ごろ、県営鹿森ダム(同市立川町)の管理事務所から「異常洪水時防災操作をするかもしれない」との情報が入った。会議室に集まった市の幹部ら約20人は、河川カメラに映るダム下流の国領川の水位を確認しながら情報を精査するなど、一時対応に追われた。

 西条市でも至る所で道路が冠水。山あいなど839世帯1628人に避難指示が出る中、市東部地域交流センター(飯岡)には午後5時時点で13人が避難。04年の台風21号で被害が出た地域で、地区の放送で避難指示を知った男性(78)=早川=は「04年よりも雨脚は弱いので大丈夫と思うが、念のため避難した。何事もなく通過してほしい」と願った。

 宇和島市吉田町河内の喜佐方公民館には午前11時半ごろ、住民8人が身を寄せ、テレビの台風情報に見入った。70代女性は「今回は特に風が怖い」と横なぐりの雨が打ちつける窓の外を見つめ、ミカン栽培に携わってきた80代女性は「この台風で傷だらけになってしまうのでは」と心配した。

 今治市島しょ部では、西日本豪雨で大きな被害が出た吉海町泊、田浦地区などの一部に避難勧告が出された。市吉海学習交流館(吉海町八幡)に身を寄せた男性(75)=吉海町田浦=は、西日本豪雨以降も相次ぐ台風で6回目の避難といい「何か起こってからでは遅い。何度もあるが仕方ない」と話した。

 松山観光港(松山市高浜町5丁目)では全便が欠航し、施設内の店舗も全てシャッターを下ろした。松山空港(同市南吉田町)でも欠航が相次ぎ、東京から西予市に仕事に来ていた40代の男性会社員は「帰るつもりだったが、台風なので仕方ない」と気を取り直していた。

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