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松山で市民公開講座

65歳を過ぎたら、メタボより虚弱に注意を

2018年9月26日(水)(愛媛新聞)

病の予防や早期治療の重要性を学んだ市民公開講座=9月上旬、松山市萱町6丁目

病の予防や早期治療の重要性を学んだ市民公開講座=9月上旬、松山市萱町6丁目

「高齢期にはメタボ対策からフレイル対策への切り換えが必要だ」と訴える渡辺浩毅副院長

「高齢期にはメタボ対策からフレイル対策への切り換えが必要だ」と訴える渡辺浩毅副院長

病の予防や早期治療の重要性を学んだ市民公開講座=9月上旬、松山市萱町6丁目

病の予防や早期治療の重要性を学んだ市民公開講座=9月上旬、松山市萱町6丁目

「高齢期にはメタボ対策からフレイル対策への切り換えが必要だ」と訴える渡辺浩毅副院長

「高齢期にはメタボ対策からフレイル対策への切り換えが必要だ」と訴える渡辺浩毅副院長

【バランスよい食事 汗ばむ程度の運動 健康寿命延ばそう】

 健康で長生きするためには、食事や運動など日ごろの生活習慣が大事―。病の予防や健康について考える市民公開講座がこのほど、松山市萱町6丁目の市保健所であり、市民ら80人余りが医師などから注意点や心構えを学んだ。

 

 済生会松山病院の渡辺浩毅副院長(循環器内科)が「超高齢社会に向けての診断と予防~治療について」と題して講演。「65歳を過ぎるとメタボリック症候群より虚弱に注意が必要だ」として、バランスの良い食事からしっかり栄養をとることの重要性を指摘。運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険が高い「ロコモティブシンドローム」への注意を促した。

 日本人の死因の2位である心疾患については、早めの処置が大切だと強調した。不整脈の一つである「心房細動」は四大原因の加齢、高血圧、心臓病、飲酒に加え、喫煙がリスクを52%高めると説明。動悸(どうき)、息切れ、めまいが主な症状だが、約4割は自覚症状がないため、自分で検脈することが大切だと話した。

 加齢による虚弱で、健康な状態と要介護状態の中間的な段階とされる「フレイル」についても解説した。心不全患者がフレイルかどうかにより死亡率や入院率に影響するといったデータを示し、「タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む食事」「ストレッチ、ウオーキングなどの運動」などの予防法を挙げた。「平均寿命ではなく健康寿命を延ばすことが大切だ」と呼び掛けた。

 同病院の理学療法士、山本拓也さんによる「生活習慣病の予防と運動負荷の大切さ」を伝える講演もあった。山本さんは「特別なことをする必要性はない」として、少し汗ばみ息が弾む程度の運動を推奨。家で簡単にできるトレーニングを紹介し、受講者はつまさき立ちや立ち座りの運動を実践した。

 公開講座は、松山市が2001年度から実施しているヘルスボランティア養成研修会の一環。健康への意識を高め、家族や友人に知識を伝えることで、地域ぐるみで健康な社会をつくることを目指している。

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