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患者の目線に立って

薬物依存、切れ目ない支援を 松山で研修会

2018年9月25日(火)(愛媛新聞)

薬物依存に対し、関係機関が連携して取り組む重要性を確認した研修会=24日午後、松山市三番町5丁目

薬物依存に対し、関係機関が連携して取り組む重要性を確認した研修会=24日午後、松山市三番町5丁目

 薬物依存に対して予防や相談、治療など切れ目のない支援体制づくりを進めようと、愛媛県主催の研修会が24日、松山市であった。県内の医師や看護師、保健師ら約40人が依存の背景や対処法、患者の目線に立つ重要性などに理解を深めた。

 国立精神・神経医療研究センター(東京)精神保健研究所の嶋根卓也・薬物依存研究部心理社会研究室長(44)が講演。日本の薬物乱用の生涯経験率は他国と比較すると低い一方、国内には推計で約216万人の薬物使用者がおり、増加傾向にある大麻は最多の約133万人と紹介した。大麻の使用により記憶障害や学力低下などの健康被害が出ると警鐘を鳴らした。

 薬物依存者の心理としては「自分に自信がなかったり、人を信じられなかったり、他人からどう見られているかをとても気にしたりする」と説明した。

 また性的少数者(LGBT)が社会で抱える「生きづらさ」への対処行動として薬物に依存するリスクを指摘。エイズ診療拠点病院に通院中のエイズウイルス(HIV)陽性者の半数以上が薬物使用の経験があったとのデータも示した。

 嶋根氏は医療や地域、司法などの連携の重要性を語り「社会的な孤立を防いでいくことが必要」と強調した。

 

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