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宇和島で精神科医

つながりや傾聴、生きる力に 自殺防止対処法など講演

2018年9月23日(日)(愛媛新聞)

自殺を図る人の心理や予防策などを語る渡部氏(右)

自殺を図る人の心理や予防策などを語る渡部氏(右)

 社会福祉法人「愛媛いのちの電話」(松山市)主催の講演会が22日、宇和島市津島町高田の津島やすらぎの里であった。正光会宇和島病院の精神科医、渡部三郎元院長(66)が自殺を図る人の心理や、食い止めるための周囲の関わりの重要性を説いた。

 悩み相談に電話で応じる同法人を知ってもらおうと15日の今治市での講演会に続いて実施。市民ら約60人が参加した。宇和島圏域で自殺予防の活動を長年続ける渡部氏が、同法人の武井義定理事長(69)との対談方式で講師を務めた。

 渡部氏は自殺を誘発する精神疾患として、うつ病、ギャンブルなどの依存症、統合失調症を挙げた。うつ病は「壮年期の不眠症などでも起こり得る」とし、ストレスを抱えやすい現代社会では誰にでも可能性のある症状と説明した。

 また、自殺した人が行動直前に自分宛てのメールや電話を確認する例があったことなどから、孤独感が動機となる一方で「周囲に止めてもらいたい気持ちがある」とした。症状が見られる人への周囲の対応として話を批判せず、傾聴し、前向きな力を呼び起こさせることを促した。

 また、文化人類学の観点から「ここまで人類があり続けたのは、家族同士のつながりがあったから」と説明。個人を孤立させない社会の絆が自殺防止には重要と話した。

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