発信!高校生記者 えひめ愛顔スポーツ 特大号Vol.2
<いざ福井国体 飛躍を>新居浜東高、ヨット部 全国総体の雪辱期す【新居浜東高 放送部】
2018年9月22日(土)(愛媛新聞)
全国のアスリートが県内に集い、熱気と歓声に包まれた「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」から1年。ことしは福井に舞台が移る。9月末の開幕を前に、県内5校の高校生記者が、活躍が期待される身近な選手や指導者に迫った。

福井国体でインターハイのリベンジを狙う新居浜東高ヨット部

福井国体でインターハイのリベンジを狙う新居浜東高ヨット部
県内高校で唯一ヨット部が設けられ、県の集中強化型拠点校に指定されている新居浜東高。昨年の愛媛国体に続き、今年も2チーム、3人が福井の海でヨットを走らせる。
創部は2014年。新居浜が国体の会場に決まったことがきっかけだった。
部員は3年3人、2年6人、1年2人の計11人。このうち、10人が同校に入学してセーリングを始めた。
風が弱く、実戦練習は週4日に限られる条件下、「日本一風の弱い新居浜から日本一を!」をスローガンに日々練習。卒業生6人全員が大学、社会人で競技に関わっているという。
福井国体には少年男子レーザーラジアル級と少年女子420級に出場。3人全員が愛媛国体を経験し、女子420級は8位に入賞した。3人は8月のインターハイにも初めて出場し、キャリアを積んでいる。
元日本代表の望月航監督(29)は「技術は全国レベルと変わらない。強い気持ちを持って女子は優勝、男子は入賞を目指してほしい」と熱く語る。
女子420級の鴻上ひかるさん(17)と政岡愛優さん(17)は3年間、コンビを組み続けている。2人は「インターハイで結果を出せなかった。国体でリベンジしたい」と意気込んだ。

【新居浜東高 放送部】

【新居浜東高 放送部】
【目線】
【新居浜東高 放送部】
ヨット部の活動は普段校内で見られず、今回の取材で間近にすることができた。一人一人が短い時間の中、懸命に取り組んでいる姿がかっこ良かった。国体など部員の活躍を期待している。(よ)