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愛媛豪雨災害

大洲市長、鹿野川ダム住民説明会で避難未放送を陳謝

2018年9月22日(土)(愛媛新聞)

住民説明会で鹿野川ダム操作などについて質問する住民と説明する小長井彰祐山鳥坂ダム工事事務所長=21日夜、大洲市肱川町予子林

住民説明会で鹿野川ダム操作などについて質問する住民と説明する小長井彰祐山鳥坂ダム工事事務所長=21日夜、大洲市肱川町予子林

【情報発令、問題視次々】

 西日本豪雨で7月7日、鹿野川ダム(大洲市)からの大量放流で市内が浸水し3人が死亡したことを受け、ダムを管理する国土交通省山鳥坂ダム工事事務所と市は21日夜、ダム操作や避難指示に関する住民説明会をダム直下の肱川地域で開いた。二宮隆久市長はあいさつで、光ケーブル断線で防災行政無線による避難指示が肱川地域で放送できなかった問題に触れ「誠に申し訳ない」と陳謝した。

 説明会は市内では3回目で、最終回。住民ら約170人が出席し、14人が質問や発言。小長井彰祐所長とのホットラインで「鹿野川ダム毎秒6千トンの放流見込み」との情報が入った段階で避難指示を出さなかった二宮市長の判断を問題視する意見が相次いだ。

 発令は異常洪水時防災操作開始5分前。地元男性は「話半分でも3千トン。人や家が流されると思わないのか。せめて避難勧告ぐらい出せば車の一台でも避難できた。断線で放送できなかったのは、避難情報発令が遅いからだ」と指摘し、住民に寄り添った行動を強く求めた。

 大洲地域の男性が責任の所在を追及したのに対し、二宮市長は「災害対策本部で情報共有し、判断した」、小長井所長は「判断しかねる」と回答。男性は「そういう態度では同じことが起きる」と訴えた。

 ダムの洪水調節能力を疑問視する声も複数出た。ダムがない場合の河川水位などのシミュレーションを求める要望に、小長井所長は「鋭意試算し、年内には出す」と応じた。

 「国交省は人災ではなく天災というが、間違いないか」とただす質問には、小長井所長は「異常洪水時防災操作時でもダム湖に入る以上の水量は放流はしておらず、被害は助長させていない」と主張し、天災との認識を強調した。

 「まちを元通りにして」など生活再建の支援充実を求める訴えも複数あった。

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