愛媛豪雨災害
被災地支援へ 東京で南予の鉄道写真展
2018年9月21日(金)(愛媛新聞)

伊予灘ものがたりと沿線の美しい風景を収めた「えひめ南予の鉄道写真展」

伊予灘ものがたりと沿線の美しい風景を収めた「えひめ南予の鉄道写真展」
西日本豪雨で被災した南予を支援しようと、タオル専門店「伊織」(愛媛県松山市)が24日まで、東京・丸の内の愛媛県産品アンテナショップ「シン・エヒメ」で、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」と連携した「えひめ南予の鉄道写真展」を催している。
JR四国管内全線復旧を受け、観光客を呼び込もうと開催。タオルハンカチと砥部焼のブローチを「えひめ応援セット」として販売し、売り上げ全額を義援金として贈る。
下灘駅や大洲城など沿線の美しい風景の中を走る列車や、五郎駅での地元住民によるおもてなしの様子を切り取った写真30点を展示。切手やクリアファイルなど車内と大洲城限定のオリジナルグッズも取りそろえた。
インターネットで催しを知ったという松山市出身の主婦(53)=町田市=は「東京では愛媛の物を買うことでしか協力できないと思い、来てみた。伊予灘ものがたりにもまた乗りたい」と話した。
吉田将基店長(27)は「写真で愛媛のおもてなし文化が伝わると思う。ぜひ実際に利用してほしい」と呼び掛けた。