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愛媛豪雨災害

宇和島・吉田の高齢者サロン 「恩送り」支援で復活

2018年9月13日(木)(愛媛新聞)

ボランティアが提供した足湯で笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

ボランティアが提供した足湯で笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

2カ月ぶりのサロンで笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

2カ月ぶりのサロンで笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

ボランティアが提供した足湯で笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

ボランティアが提供した足湯で笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

2カ月ぶりのサロンで笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

2カ月ぶりのサロンで笑顔を見せる高齢者ら=12日午後、宇和島市吉田町河内

【九州から温泉や果物】

 西日本豪雨の被害を受けた宇和島市吉田町河内では、地区の公民館にも土砂が流れ込み、毎週開いていた高齢者サロンが休止に追い込まれた。家に閉じこもりがちな住民に集いの場を提供しようと、被災経験のある九州のボランティア団体が支援に立ち上がり、12日、約2カ月ぶりに復活した。

 10年ほど前から続くサロンは住民同士の絆を強める大切な時間で、週に2度、高齢者が河内上公民館や近くの民家の倉庫に集って健康体操を行ったり食事を共にしたりしてきた。開始当初から世話人を続ける二人の女性は「豪雨後はみんな落ち込んで、やめる一歩手前になった」と明かす。

 「復活サロン」は、大分、福岡両県の団体の計10人が宇和島市社会福祉協議会と連携して実施した。豪雨でたびたび被災した大分県日田市の「ひちくボランティアセンター」事務局の松永鎌矢さんは、「被災生活で気が休まらない中、一度息抜きをすることが必要。地元の人たちが集う場をつくり、活気づけになれば」と支援に至った思いを語る。

 12日は、民家の倉庫に集い、トラックで運んだ日田市天ケ瀬温泉の湯を使った足湯やハンドマッサージなどを提供。九州の被災農家から寄せられたナシやブドウも届けた。ボランティアらは住民に寄り添って不安や悩みなども聞き取った。85歳男性は「足湯で体がすーっと楽になった。盆踊りや地域の掃除が中止になりみんなで集まる機会もなかったのでありがたい。元気になる」と話し、笑顔に包まれた会場に目を細めた。

 2017年の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市の「杷木復興支援ベース」の望月文代表は「杷木にも被災経験のある全国の人が支援に来てくれた。その恩を次の被災地の人たちにつなげる『恩送り』なんです」と話し、近いうちの再訪を誓っていた。

 女性らは「みんなの笑顔を見てほっとした。高齢者は家におって笑うことも少なく、免許を返納しとって車も乗れん。寄るのが大切。こういう場が必要やね」とサロンの意義を再確認。集まった住民に「またやるけん」と元気よく声を掛けていた。

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