愛媛豪雨災害
両陛下、20日愛媛訪問 正式決定
2018年9月12日(水)(共同通信)
天皇、皇后両陛下が西日本豪雨の被災者を見舞うため、被害が甚大だった広島、岡山、愛媛の3県を訪問されることが11日、閣議で報告された。いずれも空路の日帰りで、13日は広島、岡山両県にある仮設住宅や災害対応拠点を陸上自衛隊のヘリコプターを使って移動する。20日は愛媛県に足を運ぶ。
両陛下が被災地を訪れるのは、今年6月に東日本大震災からの復興状況を視察した福島県以来。被災から間もない時期にヘリコプターで現地に入るのは、2016年5月の熊本地震以来となる。
【「大きな励みに」 知事謹話】
天皇、皇后両陛下が西日本豪雨の被災者を見舞うため、20日に愛媛を訪問されることが閣議で報告された11日、中村時広知事は「発生から2カ月余りが経過し、本格的な復興に踏み出した愛媛をご訪問いただきますことは、被災地域の再建に向け大きな励みとなり、誠にありがたく存じます」との謹話を出した。
県によると、訪問場所などは宮内庁が後日発表する。両陛下の来県は2017年9~10月の愛媛国体以来で、在位中3度目。