明治の新居浜、舞台に
坊っちゃん劇場次回作発表、伊庭貞剛の挑戦描く
2018年9月4日(火)(愛媛新聞)
坊っちゃん劇場(東温市見奈良)は3日、現在上演中の「よろこびのうた」に続く新作ミュージカルとして、明治時代の新居浜市を舞台にした「ヤマの子守唄(仮題)」を制作すると発表した。
新居浜、西条、四国中央の東予東部3市で2019年に開かれる圏域振興イベント「えひめさんさん物語」に合わせて企画。明治時代に別子銅山の煙害問題解決や環境復元に取り組み、「住友中興の祖」とされる2代総理事・伊庭貞剛(1847~1926年)を題材に、伊庭の愛と挑戦の物語を描く。
脚本と演出は「よろこびのうた」に引き続き、羽原大介氏(NHK連続テレビ小説「マッサン」、映画「フラガール」)と、「少年隊」の錦織一清氏(舞台「寝盗られ宗介」、ミュージカル「グレイト・ギャツビー」)のコンビが手掛ける。
現在、出演者を募集しており、オーディションを10月9日に都内で行う。上演は19年4月中旬から1年間を予定している。