新居浜東高
国体セーリング 大舞台での活躍誓う
2018年8月30日(木)(愛媛新聞ONLINE)
新居浜東高校には県内で唯一ヨット部があります。昨年の愛媛国体で新居浜市が競技会場に決まったのを機に4年前に発足しました。同校の高校生記者3人は30日、マリンパーク新居浜(同市垣生3丁目)内の新居浜マリーナで、元日本代表の望月航監督(29)や福井国体に出場するメンバーに部のモットーや意気込みなどをインタビューしました。
高校生記者は2年生2人が監督や部員にインタビュー、1年生がカメラを担当しました。
部員は11人で、このうち10人が同校に入学後、競技を始めました。現在、県の集中強化型拠点校に指定され、「日本一風の弱い新居浜から日本一を」をスローガンに週に4日間、新居浜沖で実戦練習。そのほかは校内でウエイトトレーニングに取り組んでいます。
国体には少年男子レーザーラジアル級と少年女子420級に3人が出場。全員愛媛国体の経験者で、女子420級では8位に入賞しました。3人は8月のインターハイも経験し、望月監督は記者の質問に「技術は全国レベルと変わらない。後は強い気持ちで臨んでほしい」と話していました。女子420級の鴻上ひかる選手(17)と政岡愛優選手(17)は1年生の時からのコンビ。2人は「結果が出せなかったインターハイのリベンジをしたい」「愛媛国体以上の成績を残したい」などと意気込みを示していました。
部員らは5艇のセールを次々に揚げ、てきぱきと出艇の準備。ライフジャケットを装着しブーツをはいたところで集合し、全員そろって写真撮影に臨みました。力強い掛け声とともにポーズをとると、カメラ担当の記者は、ローアングルで日焼けした笑顔が並ぶ姿をカメラに収めました。