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愛媛豪雨災害

国交省の操作疑問視 大洲市議会で追及相次ぐ

2018年8月22日(水)(愛媛新聞)

鹿野川ダムの放流などについて大洲市議会に説明する山鳥坂ダム工事事務所の小長井彰祐所長(前列左)=21日午前、市議会議場

鹿野川ダムの放流などについて大洲市議会に説明する山鳥坂ダム工事事務所の小長井彰祐所長(前列左)=21日午前、市議会議場

 「(安全とされる量の6倍超にあたる)毎秒3742トンも放流する必要があったのか」。豪雨などによる肱川氾濫で、国土交通省に説明を求めた21日の大洲市議会議員全員協議会。被災した議員もおり、柔軟なダム操作をすべきだったのではないかと同省の対応を疑問視する質問が相次いだ。

 鹿野川ダムを管理する国交省山鳥坂ダム工事事務所の小長井彰祐所長は、強い雨が続いた後、7月7日未明から雨量が急増したと説明。「放流のルールは関係機関との協議で決まっており逸脱できない」とし、当時の状況について「決まりを守るので精いっぱいというのが実態」と強調した。

 宇都宮宗康氏(肱風会)は「想定外の雨量があるなら、想定外の行動を起こすべきではないか」と主張。新山勝久氏(志友会)は「想定外というが、雨量のせいにしてほしくない。ダムの洪水吐(ばき)トンネルが完成していないなどの事情は分かるが、あの放流の仕方はないんじゃないか」と語気を強めた。

 市長と小長井所長とのホットライン(HL)に関しても質問が飛び、児玉康比古氏(自由ク)はどう使われたかを追及。大野立志氏(肱風会)は、西予市野村支所長と野村ダム管理所長とのHLは12回あった一方で、大洲市長との間では3回だった点をただした。

 小長井所長は「明確なルールはなく、私の判断で必要と思うことを、必要と思うタイミングで電話している」と説明。今後の対応については「いただいた意見を踏まえやり方を考えたい」とした。

 梅木加津子氏(共産)は、市の避難指示発令が異常洪水時防災操作開始の5分前だったことを問題視。少しでも時間があれば貴重品を持ち出せるとし「市長の責任なのか、四国地方整備局の責任なのか」と問い、小長井所長は「私から答える内容はない」と述べた。

 二宮隆久市長は冒頭あいさつで「豪雨災害の状況を正確に把握し、課題解決のためにどのような対策を講じられるか検討することが防災・減災に取り組むための出発点になる」と述べた。答弁には立たなかった。

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