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元三沢(青森)太田さんと

甲子園・最終日 井上さん(松山商OB)始球式

2018年8月22日(水)(愛媛新聞)

決勝戦の始球式で投球する松山商OB・井上明さん(左)と三沢OB・太田幸司さん(右)=甲子園

決勝戦の始球式で投球する松山商OB・井上明さん(左)と三沢OB・太田幸司さん(右)=甲子園

 第100回大会記念「甲子園レジェンド始球式」で21日、第51回大会(1969年)の決勝で延長十八回引き分け再試合の末に優勝した松山商(愛媛)OB井上明さん(67)と、準優勝の三沢(青森)OB太田幸司さん(66)がトリを務めた。今も語り継がれる死闘を演じた2人の登板に、満員の甲子園球場が沸いた。

 井上さんは当時の面影を残す大きなフォームで白球を投じた。「高校時代よりも緊張した。ストライクをイメージしたが、腕が縮こまってショートバウンドした」と苦笑いを浮かべた。

 続く太田さんもショートバウンド投球に。「高めに投げようと思ったが、井上と同じようなボールに。今日も引き分けだったね」と笑いを誘った。

 49年前を振り返り、井上さんは「延長十五回裏に満塁、ノーストライクスリーボールで投げた場面は印象に残る。今日もマウンドで思い出した」。太田さんは「負けて悔しさを感じなかったのはあの試合だけ」と感慨深そうに語った。

 今大会、愛媛代表の済美は準決勝で敗れ、愛媛勢対東北勢の再現とはならなかった。井上さんは「残念だったけど、済美もいい試合をした」と目を細めた。

 

【異国で見た2人「再会」に大興奮 松山の村上さん】

 決勝戦前の始球式を特別な思いでテレビ観戦したのは、松山市別府町の警備業村上正信さん(82)。約半世紀前、異国の地で応援した2人との「再会」に胸を熱くした。

 東温市出身の村上さんは延長再試合が行われた当時、移住先のブラジルで青果店を経営していた。球史に残る一戦は日系移民向けの新聞などで報道され、現地でも大きな話題になっていた。夏の大会後に全日本選抜の遠征試合が同国であると聞き、自宅から約80キロ離れた球場に駆け付け、井上さんや太田さんらの勇姿を目に焼き付けた。

 始球式での力投に、当時の生活などの記憶がよみがえったという村上さん。「地球の反対側で見た2人を、今回は故郷で見られるとは」と興奮気味に話した。

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