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夏の全国高校野球・準決勝

済美ナイン、表情晴れ晴れ「楽しかった」

2018年8月21日(火)(愛媛新聞)

【済美―大阪桐蔭】136球を投げ切った山口直=甲子園球場(共同)

【済美―大阪桐蔭】136球を投げ切った山口直=甲子園球場(共同)

 春の王者・大阪桐蔭を相手に済美ナインは堂々と戦い抜き、晴れ晴れとした表情でグラウンドを後にした。

 格上とされる強敵にも臆さず、持ち味の粘り強さで今大会を勝ち上がってきた済美。14年ぶりに駒を進めた準決勝でも、好機を逃さず得点につなげる大胆不敵な攻めで先手を取った。

 二回、無死一、二塁の場面で、6番山口直がスライダーをはじき返し、ライト前へ運んだ。隙あらばホーム生還を考えていた二走池内は「三塁コーチが手を回していたので抜けたと思った」と全力疾走。相手の返球がそれる間に本塁を陥れ、スコアボードに「1」を点灯させた。

 自らのバットで先制した山口直は「最後までマウンドは譲れない」と、2試合ぶりの先発で力投した。直後の二回は2人を内野ゴロに打ち取り、次打者は「狙い通り」と得意のスライダーで三振に仕留め三者凡退。三回も長打は許したものの後続を断って切り抜けた。

 四、五回は制球に苦しみボールが先行。捕逸や失策なども絡んで計5失点したが、「5点までに抑えたらいい」と織り込み済みの失点だった。以降は追加点を許さず仲間の反撃を待ったが、タレントぞろいの大阪桐蔭のエース柿木に計10三振を喫するなど、中盤以降は打線がつながらず力尽きた。

 それでも試合後、主将池内は「甲子園でも自分たちのスタイルを貫くことができた」と胸を張った。大会前の下馬評は決して高くなかったが、2回戦の星稜戦をタイブレークの延長十三回の末、大会史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で制するなど快進撃を演じた。

 「楽しかった」。心の底から夏の甲子園を満喫した選手たち。記念すべき100回大会で見せた勇姿は、この先も色あせることはない。

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