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夏の甲子園・決勝進出逃す

最後まで奇跡信じて 済美高大応援団アルプス揺らす

2018年8月21日(火)(愛媛新聞)

勝利を信じ、最後までナインにエールを送った済美高校の応援席=20日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

勝利を信じ、最後までナインにエールを送った済美高校の応援席=20日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

 100回記念の大舞台で大本命の大阪桐蔭を持ち前の粘りで苦しめた済美ナイン。全国高校野球選手権大会準決勝の20日、約3500人で埋め尽くされた一塁側アルプススタンドには、最後まで済美の奇跡を信じる仲間たちの声が響いた。

 快進撃を後押しする大応援団も5回目、さらに一致団結してナインを鼓舞し続けた。幸先よく二回に先制打を放った山口直哉選手の父・雅弘さん(51)は「みんなよくバットを振れてる。調子がよく、期待できる」。池内優一主将の母・祐子さん(47)は「この子たちは強い。しっかり戦ってくれてる」と、県大会から共にした千羽鶴を力強く握りしめた。

 2―2で迎えた五回裏、大阪桐蔭に一挙3点を奪われたが、最上段で校旗を振る応援部3年の男子生徒(17)は「風がある今日は旗が重くきつい。でも星稜戦の風と似てる。ここからです」と力強く語った。

 両チーム無得点が続いて迎えた八回表。「3点がどしたんぞ。勝つぞ」。新居浜から毎試合駆け付けている会社員奥田椋介さん(26)がスタンドを盛り上げ、在校生らは一斉に立ち上がった。「やればできる。ミラクル済美はやってくれる」。末広久行校長含め、スタンドは勝利を信じる人であふれていた。

 点差は縮まらず、無情にもゲームセット。「悔しい。でも本当に楽しかった。選手みんなが格好いい」。自身も引退を迎えたチアリーダー3年生の女子生徒ら(18)は、涙と汗を拭いながら満足そうに笑った。

 ナインの激闘を見届け、背中を押した大応援団。スタンドにあいさつに来た選手らに、ガラガラにかれた声でそれぞれが叫び続けた。「よくやった。ありがとう」

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