全国高校野球・準決勝
済美、夏に惜別 決勝進出逃す
2018年8月21日(火)(愛媛新聞)

準決勝で大阪桐蔭に敗れ引き揚げる済美ナイン=20日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

準決勝で大阪桐蔭に敗れ引き揚げる済美ナイン=20日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場
第100回全国高校野球選手権大会第15日は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝2試合が行われた。愛媛代表の済美は、春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)に2―5で敗れ、14年ぶりの決勝進出はならなかった。
済美は二回、無死一、二塁から山口直のタイムリーで1点を先制した。1―2の五回は四球で出塁した矢野が好走塁で敵失を誘ってホームに生還、同点に追い付いた。しかし、その裏に先発山口直が強打の相手打線につかまり、守備のエラーも絡んで3点を奪われた。
一塁側アルプススタンドでは、済美の応援団が最後まで逆転を信じて熱のこもった声援を送り続けた。