企業受け皿働きかける
パラアスリート支援へ 松山でNPO法人設立総会
2018年8月17日(金)(愛媛新聞)

県内のパラアスリートを支援するNPO法人「パラワク」の設立総会=16日、松山市一番町1丁目

県内のパラアスリートを支援するNPO法人「パラワク」の設立総会=16日、松山市一番町1丁目
パラリンピックや国際大会を目指す県内のパラアスリートの活動を支援しようと、NPO法人「パラワク」の設立総会が16日、松山市一番町1丁目のホテルであり、関係者ら約20人が環境整備や選手の就労支援に向け気持ちを新たにした。
同法人は県内の障害者スポーツ活動を知ってもらうため、2017年夏ごろから任意団体として活動。県内のパラアスリートを紹介する動画制作などをしてきた。パラアスリートの受け皿づくりを企業に働きかけ、選手を支援していこうとNPO法人を立ち上げた。
総会では同法人の設立趣旨や活動計画などを説明。今後は県内2選手への就労支援のほか、選手の生活基盤安定化に向けてグループホームの運営などを検討する。
矢野喜昭理事長(49)は「パラアスリートが努力しやすい土壌を整え、愛媛から国際舞台に立てるように長く支援をしていきたい」と意気込んだ。