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100回目の熱戦

西条・氷見地区で「盆野球」

2018年8月16日(木)(愛媛新聞)

100回目を迎えた盆野球大会で熱戦を繰り広げる選手ら

100回目を迎えた盆野球大会で熱戦を繰り広げる選手ら

 甲子園で熱戦が続く全国高校野球選手権大会と同じ100回を数える野球大会が、愛媛県西条市氷見地区にある。その名も「盆野球大会」。地元の西条西部公園などで14、15の両日、住民や出身者ら約270人が熱のこもったプレーを見せ、交流を楽しんだ。

 主催の氷見連合自治会によると、大会は大正時代の1914年に始まったと伝わる。夏の甲子園よりも1年長い伝統を誇ることが地域の自慢だ。戦時中の中断が1回多かったため、開催回数が同じになったとみられる。

 自治会別にチームを編成するが、地域の人口が減少する中、連合チームを組み、出身者の子どもの参加も認めている。以前は20~40代が中心だったが、下限を小学生まで引き下げた。高齢者も参加しやすいよう、打者のみの出場を認めるなど独自ルールも加え、大会規模を維持してきた。

 今回は9~86歳の参加者が15チームに分かれ、トーナメントを戦った。開会式では、例年にはない入場行進やホームラン競争をして節目の大会を祝った。

 試合が始まると、打席に立った選手は真剣な表情でスイング。ベテラン選手は鋭い当たりでベンチを沸かせるも走塁では足が回らず、「倒れたらいかんけん、無理するな」とヤジが飛ぶなど和気あいあいとした雰囲気で試合が進んだ。

 元大会長の千田卓拡さん(83)は「子どもの頃、草履や地下足袋でプレーする大人を見ていた。スポーツというよりも遊びの雰囲気が強く、見ていて面白かった」と回顧。子どもと大人が一緒にプレーする今の大会を観戦し「盆野球は氷見の宝物。大事にしてほしい」と願った。

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