ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
925日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

愛媛豪雨災害

農業早期復興へ 経営相談始まる

2018年7月31日(火)(愛媛新聞)

被災した農家に補助事業などを紹介する県職員(中央)ら=30日午前、宇和島市吉田町立間

被災した農家に補助事業などを紹介する県職員(中央)ら=30日午前、宇和島市吉田町立間

【経営相談スタート 宇和島・西予の支援センター 国や県の補助事業紹介】

 県やJAえひめ南、宇和島市などで構成する同市農業支援センターは30日、同市吉田町立間のJAえひめ南伊予吉田営農センターで西日本豪雨で被災した農家を対象にした農業経営相談を始めた。8月31日まで。

 

 被災した農家の現状を把握し的確な対策を提示することで、一日でも早い農業再建に向けた手助けをしようと開始した。

 同JAによると、23日現在、組合員のかんきつ面積2140ヘクタールのうち、129ヘクタールで園地被害が発生していて、被害総額は約12億8600万円を見込んでいる。農道やスプリンクラー施設が崩落しているほか、園地確認ができていない箇所も多く、被害規模は大きくなる恐れがあるという。

 

 30日は行政やJAの職員らが、相談に訪れた農家に一人ずつ丁寧に対応した。担当者は被災状況を細かく聞き取った後、国や県などの補助事業を紹介。申請方法などを説明し、「被災箇所や新たに購入した農機具の写真を撮っておいてください」と助言していた。被災証明書の交付受け付けなども行った。

 同市吉田町白浦のかんきつ農家の男性(71)は「個人の力だけではどうにもならないので、支援制度などを教えてもらえてありがたかった。元の農業を取り戻せるように頑張っていきたい」と話した。

 

 西予市の市農業支援センター(同市宇和町坂戸)でも相談を受け付けている。受付時間は平日の午前10時~午後4時。事前予約が望ましい。問い合わせは宇和島市農業支援センター=電話0895(52)2939、西予市農業支援センター=電話0894(62)1299。

 

【南予柑橘対策チーム 県地方局設置】

 県は30日、豪雨で甚大な被害を受けたかんきつ農業の早期復興に向け、県や市町、農業団体でつくる「南予地域柑橘(かんきつ)農業復興対策チーム」を県南予地方局に設置した。今季の対策から産地復興までを一元的、機動的に対応する。

 

 構成メンバーは県と宇和島、八幡浜、西予、伊方の4市町、にしうわ、ひがしうわ、えひめ南の3JA、JA全農えひめ。谷口敏久・南予地方局産業経済部長がリーダーを務める。

 短期的には、今季の収穫に向けた応急対策や個別園地の被害状況に合わせた復旧対策を検討、実施。来季以降の中長期的な対策として、産地復興計画の策定と実施のほか、離農防止の「つなぎ営農事業」を企画、実施する。

 事務局の南予地方局産業振興課は「被害が多岐にわたるため、関係機関が一丸となり、被災者をサポートしていきたい」としている。

    おすすめ記事

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の主要ニュース

    トップ10ニュース

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。