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弱者と歩み支える企業に

経営学者・坂本さん講演、障害者の積極採用訴え

2018年7月23日(月)(愛媛新聞)

「良い企業は職場の空気が違う。子どもでも分かる」と話す坂本さん

「良い企業は職場の空気が違う。子どもでも分かる」と話す坂本さん

 県心臓病の子どもを守る会の設立50周年と、慢性疾患や難病の子どもと家族を支援するNPO法人ラ・ファミリエの設立15周年を記念した講演会がこのほど、松山市道後公園の市立子規記念博物館であった。経営学者の坂本光司さんが「病気を乗り越えて生きていくためには」と題し、企業が社会的弱者を支援する必要性を説いた。

 両団体の関係者や県内の経営者ら約180人が参加した。講演冒頭、坂本さんは、2年前に亡くなった岐阜県の経営者を紹介。重度の障害があり、就職活動で最終段階まで進んでも、健康診断書を提出すると企業から不合格を突きつけられ「経営者になるしか幸せになる道はなかった」と話していたとし、「彼は雇用という形で働く喜びを得られなかった」と述べ、企業の積極的な障害者採用を訴えた。

 さらに、企業や団体には社会的弱者らの幸せを追求する使命があると強調。園児約1600人の約2割が障害児という川崎市の柿の実幼稚園を紹介した。園の運動会のリレーで障害の有無にかかわらず全員が参加し、自分の動ける距離でバトンを渡し、会場は感動に包まれるという。

 質疑応答では、経営予定のコンビニで障害者を雇いたいが余裕がなく迷っている30代男性に対し、「障害者施設から商品を仕入れてみては」と間接的な支援法を助言した。

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