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上島に水・シャツ届く

企業やNGO、連携支援奏功

2018年7月18日(水)(愛媛新聞)

企業から提供された物資を配布するPWJや地元NPO法人のスタッフら=16日午前、上島町弓削下弓削

企業から提供された物資を配布するPWJや地元NPO法人のスタッフら=16日午前、上島町弓削下弓削

【被災者ニーズ 情報共有 現地に直送 迅速配布】

 西日本を襲った豪雨で、多くの民間企業と被災地で活動する非政府組織(NGO)、NPO法人などでつくる緊急災害対応連携組織「SEMA(シーマ)」が、被災者のニーズに沿った迅速な支援を続けている。ほぼ全戸が断水中だった上島町に水やTシャツが届くなど、新たな災害支援の形が、被災者に心強いものとなっている。

 

 SEMAは2017年8月、国内外で災害時の支援活動を展開するNPO法人「アジアパシフィックアライアンス・ジャパン」(A―PADジャパン、佐賀)とヤフー(東京)の呼び掛けで設立。多様な業種の企業44社と、救援や医療支援にあたるNPO法人、NGOなど6団体が加盟する。

 「災害時、企業としてすぐに支援したい考えは強いが、何が一番必要か、どこに送るべきか把握しにくかった」と事務局を務めるヤフーの担当者。そこで、いち早く現地に入る団体と情報共有し、企業が被災者が必要とする物資を直接届け、現地で配布する仕組みをつくった。

 

 西日本豪雨では、7日に岡山県倉敷市真備町などで救助活動を始めたA―PADジャパンやNGO「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ、広島)らの要望を受け、企業が即応。9日には同市や広島県三原市などに下着約9600枚、体ふきシート1500枚を送り、その後も靴下や歯ブラシ、ごみ袋などを次々と被災地に運んだ。

 上島町では16日、食品宅配大手「オイシックス・ラ・大地」(東京)から5・5トン以上のペットボトル入りの水、アウトドア総合メーカー「スノーピーク」(新潟)からTシャツ150枚などが提供され、輸送はハート引越センター(東京)が担った。

 PWJの12人らが訪れ、町内のNPO法人「弓削の荘」や企業「困ったことはなんですか」、地元女性でつくる「おいでんさいグループ」と協力して住民に配布。Tシャツなどを受け取った主婦(69)は「断水で洗濯がしづらく本当に助かる」と感謝した。

 

 PWJの大西健丞統括責任者は「被災地で、必要な物資は手に入りにくい。企業から直接届けてもらえれば、スピード感を持って対応できる」と話した。

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