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愛媛豪雨災害

「我慢せず支援求めて」避難生活、注意呼び掛け

2018年7月13日(金)(愛媛新聞)

避難生活での健康上の注意点などを語る県心と体の健康センターの竹之内直人所長=12日午後、松山市本町7丁目

避難生活での健康上の注意点などを語る県心と体の健康センターの竹之内直人所長=12日午後、松山市本町7丁目

【つらい思い吐き出そう】

 県内を襲った記録的豪雨により12日午後1時半現在、7市町の計525人(県災害対策本部まとめ)が自宅を離れての避難を余儀なくされている。避難生活の長期化により、体調悪化などを理由に亡くなる震災関連死が懸念されている。県心と体の健康センター所長で医師の竹之内直人氏(64)は「どうか我慢せず、必要な支援は遠慮なく求めてほしい」と呼び掛けている。

 

 竹之内所長は、被災者の心身には恐怖や急な生活の変化で負担がかかっており、食欲不振や不眠、体のだるさに加えて、イライラしたり気持ちが落ち着かなかったりすると説明。関連死については「孤独感や悲しみが募って起きてしまう」と指摘し、疲労やストレスが積み重なれば脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こしかねないとする。

 

 「今は家の片付けなどで気を張っているだろうが、一段落すると疲れが出る。また不幸にも家族を亡くした人は悲しみが深いと思う」と竹之内所長。つらい気持ちを一人で背負わず、身近な友人や避難所を巡回する保健師らに話すなど、周囲とのコミュニケーションが心と体の不調を防ぐために大切だという。

 また睡眠による休養や小まめな水分補給など規則正しい生活を心掛けることも重要と強調。支援物資を取りに行ったり、配布を手伝ったりするなど少しの運動も、エコノミークラス症候群の予防には効果的とした。

 

 被災地では災害派遣精神医療チーム(DPAT)などメンタルケアの専門家らが活動するほか、センターは「被災者専用こころの相談ダイヤル」を開設している。竹之内所長は「つらい思いを吐き出したり、不安なことを相談したりと頼ってほしい」と話している。同ダイヤルは電話0800(200)2222。

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