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愛媛 豪雨災害1週間

交通網復旧長期化か 土砂災害、浸水影響

2018年7月13日(金)(愛媛新聞)

西予市野村地区で大きな浸水被害の出た肱川の東側では、がれきの撤去作業が続いていた=11日午後1時55分ごろ、同市野村町野村

西予市野村地区で大きな浸水被害の出た肱川の東側では、がれきの撤去作業が続いていた=11日午後1時55分ごろ、同市野村町野村

 愛媛県内で26人の死者(12日正午現在、県災害対策本部まとめ)を出した記録的豪雨から13日で一週間が経過した。南予を中心に広範囲で多数の土砂災害や浸水が起こった影響で、鉄道やバス、道路の全面復旧は長期化が予想される。安否不明者2人の捜索が続く一方、西予市の三瓶文化会館に避難していた被災者が12日、亡くなる事案があった。

 JR四国は南予を中心に、線路上で土砂崩れなどの被害を30カ所以上確認。予讃線の伊予市-宇和島間で運転見合わせが続いており、再開には早くて伊予市-八幡浜(山回り)が10日間、伊予市-伊予大洲(海回り)が2カ月間などかかるとした。

 卯之町(西予市)-宇和島は「相当な期間を要する」と説明。下宇和(西予市)―立間(宇和島市)で、線路の地面が崩壊するなどの被害が多数あるが、近くに道路がなく重機の搬入が困難という。

 道路は「県内の至る所でずたずた」(県道路維持課)とされ、発災後から土砂崩れや冠水などにより、規制箇所は延べ307(12日午後2時現在)に上った。79カ所で全面通行止めが続き、主要な幹線道路に重点を置き早期解消を目指している。

道路の寸断で、宇和島自動車の路線バスは4系統が運休中。迂回(うかい)や折り返しといった運行障害が多くの系統で生じている。国道56号(宇和島市吉田町立間―西予市宇和町伊賀上)の全面通行止めの影響も大きく、国土交通省によると17日ごろの解除を目指している。

 断水も8市町の計約2万1千世帯で続く。上島町(断水約3800世帯)は、給水を受ける広島県の取水場の復旧が進められ、早ければ20日ごろに解消する見込み。

 南予では、西予市の野村地区(約2600世帯)は、来週中頃の復旧を目指し作業している。水源地が浸水した大洲市(約8700世帯)は電気やポンプの復旧を進めている。道路や橋が崩落し、土砂崩れで浄水場が埋没した宇和島市の吉田町(約4200世帯)、三間町(約2200世帯)などは、仮設給水施設の設置を検討しているが、数週間での復旧は難しいとみられる。

 中村時広知事は県災害対策本部会議で、西予市で避難者が亡くなったことに言及し「生活の環境の変化は、特に高齢者には大変な事態」と避難所でのきめ細かい支援を重ねて指示。ほか西予市役所で管家一夫市長に仮設住宅建設を視野に場所の検討を求めた。

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