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愛媛豪雨災害

県歴博、浸水被害歴史資料修復へ 愛媛ネットが乾燥作業開始

2018年7月12日(木)(愛媛新聞)

肱川の氾濫で水にぬれた歴史資料を修復する愛媛資料ネット=11日午後、西予市宇和町卯之町4丁目

肱川の氾濫で水にぬれた歴史資料を修復する愛媛資料ネット=11日午後、西予市宇和町卯之町4丁目

 愛媛県内を襲った記録的豪雨で、民間が所有する複数の歴史資料が水にぬれる被害を受けており、修復を手掛けるボランティア団体「愛媛資料ネット」(代表・寺内浩愛媛大法文学部教授)が11日、県歴史文化博物館(西予市宇和町卯之町4丁目)で乾燥などの修復作業を始めた。

 同ネットによると、大洲市内の民間から、建物が浸水し、中の資料が被害を受けたとの連絡が2件あった。いずれも江戸―明治期の書籍やびょうぶ、書画といった未指定文化財で、関係者が10日までに搬出した。

 うち1件は、同市阿蔵にある江戸時代の私塾「古学堂」(市指定史跡)内に保管していたもので、幕末に人材を輩出した古学堂の教育を知る上で価値があるという。11日の作業には同ネット関係者9人が参加し、書籍を一ページごとに開き、丁寧に乾燥や消毒を進めた。

 今回の豪雨災害では、ほかにも大洲市や宇和島市から数件の修復要請や問い合わせがあった。文書類が水にぬれた場合、すぐ乾燥させないと紙がくっついたりカビが生えたりする恐れがある。修復作業には手間が掛かり、乾燥させるための広いスペースが必要で、今後は資料を一時冷凍保存することも検討。県外団体の協力を仰ぐこともあり得るという。

 資料ネットの胡光事務局長(愛媛大法文学部教授)は「個人宅の資料でも貴重な歴史遺産。被災者は大変な時期だと思うが、できるだけ歴史資料の保存をお手伝いしたい」と情報提供を呼び掛けている。

 問い合わせは、県教育委員会文化財保護課=電話089(912)2975、愛媛資料ネット=電話089(927)9316。

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