愛媛豪雨災害
国交省松山河川国道事務所、緊急派遣隊7人を被災地へ
2018年7月12日(木)(愛媛新聞)

南予での活動に向け出発式に臨むオペレーターら=11日午前、松山市東石井4丁目

南予での活動に向け出発式に臨むオペレーターら=11日午前、松山市東石井4丁目
【南予の道路復旧へ力】
国土交通省松山河川国道事務所は11日、豪雨災害に伴う南予の道路復旧に向け、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)7人と災害対策用車両3台を派遣した。大洲市内で四国地方整備局の出動要請に備え、活動期間や場所は未定。
松山市内の松山第一国道維持出張所であった出発式では、作業指示に当たる男性(34)が「被災地の方が一刻も早く日常生活に戻れるよう道路清掃作業に励みたい」と話した。
一方、国交省は11日、土砂災害専門家(TEC―FORCE高度技術指導班)を派遣。ヘリコプターで上空から、被害が大きかった今治市の島しょ部や松山市の怒和島、宇和島市吉田町を中心に調査した。
専門家は松山空港で、現場の斜面はだいぶ乾いてきた様子としながらも、崩れかけの場所や湧き水の有無など「個別の斜面や沢の調査が必要だ」とした。