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愛媛豪雨災害

【西予・宇和】裏山崩壊、避難間一髪

2018年7月10日(火)(愛媛新聞)

数十㍍の高さから山の斜面が滑り、住宅を押し流した土砂崩れ=9日午後1時25分、西予市宇和町明間

数十㍍の高さから山の斜面が滑り、住宅を押し流した土砂崩れ=9日午後1時25分、西予市宇和町明間

 西予市では、肱川(宇和川)が氾濫した野村地域以外でも、浸水や土砂崩れで停電や断水、交通網寸断による集落孤立が発生。懸命の復旧工事で9日朝、宇和町明間地区(258世帯)の大部分では孤立が解消し、午後には電気や電話も使えるようになった。

 

 複数の地滑りが起きた明間地区。団体職員の男性(50)方は裏山が数十メートルにわたって崩れ、直撃を受けた。7日朝には大丈夫だと思っていた兵頭さん。しかし山からの異常な出水を見た長男(17)が「危ないから逃げよう」と言いだし、家族4人で午前6時半ごろに車で家を出たが、道路が壊れており徒歩で避難した。

 

 途中で裏山が崩れているとの話を聞き、橋を渡り確認すると「わが家がなかった」。家を出て1時間足らずだったという。「生きていてよかったというしかない」と男性。消防団や地元の活動に追われ「今後はまだ考えられないが、孤立が解消して地域が活気づいている」と前を向いた。

 

 近くの製茶業の男性(66)も「ダンプカーが10台ぐらいドラム缶を満載して近くを走ったような低い地響きがして、外に出たら斜面が崩れていた」と振り返った。

 

 市災害対策本部によると9日午後6時時点で野村・城川両地域の周辺部で停電や電話が通じにくい場所がある。野村地域は上水道が断水し、市消防や松山市水道局、西条市の給水車が活動。宇和地域でも水圧低下の恐れがあり、節水や自衛隊の協力を要請している。

 

 明間地区は午前7時~午後7時に市中心部への往来が可能。野村地域側は開通のめどが付いていない。明浜町田之浜地区(165世帯)と三瓶町南地区(697世帯)は10日から日中(時間帯制限あり)は三瓶地域中心部側へ通行できる。

 

 市教育委員会によると9~13日、野村小、中学校は臨時休校。夏休みに代替授業を実施する。明浜小、中は10日まで臨時休校。15日に実施予定だった瀬戸内少年相撲西予大会と11日の浄瑠璃文楽人形遣い吉田和生さん(同市出身)の講演会は中止する。

 

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