現役高校野球監督・部長が選ぶ 愛媛大会名勝負ベスト10
<10>15年決勝 今治西―小松 継投小刻み 攻勢しのぐ
2018年7月8日(日)(愛媛新聞)

5回途中から登板し、2失点で優勝をたぐり寄せた今治西・杉内=2015年7月27日、坊っちゃんスタジアム

5回途中から登板し、2失点で優勝をたぐり寄せた今治西・杉内=2015年7月27日、坊っちゃんスタジアム
今治西が小刻みな継投で小松の攻勢を抑え、中盤以降の勝ち越しにつなげた。
今治西は三回無死一、二塁のピンチで先発藤原睦から秋川にスイッチ。五回1死二、三塁は再登板した藤原睦から杉内にリレーしてしのぎきった。
打線は同点の六回、山内の左前適時打などで2点を勝ち越し、七回にも秋川のタイムリーで1点を加えた。
小松は1-4の七回、山下の二塁打を口火に高砂と植田の適時打で2点を返した。しかし、三~六回に再三つくったチャンスや、八回無死三塁の同点機に一本が出ず、松井、早柏の粘投に応えられなかった。
=おわり
【アンケートの声】
【東予の部長】 春の甲子園で制球難に陥った杉内が見事に復活し、甲子園出場を決めた試合。
【東予の部長】 小松の追い上げを振り切って今治西がゲームセットを迎えた。
▽決勝
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 今治西 0 0 1 0 0 2 1 0 0 4 小松 1 0 0 0 0 0 2 0 0 3