ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
918日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

データ収集開始

育てスマ  宇和島水産高、種苗生産挑戦

2018年7月4日(水)(愛媛新聞)

ふ化したスマを見つめる宇和島水産高専攻科水産増殖科の生徒

ふ化したスマを見つめる宇和島水産高専攻科水産増殖科の生徒

【マダイで培った知識応用】

 宇和島水産高校(宇和島市明倫町1丁目)専攻科水産増殖科の生徒が本年度、県が養殖に力を入れる「スマ」の種苗生産に取り組んでいる。養殖技術の開発を進める愛媛大南予水産研究センター(愛南町)から譲り受けた受精卵をふ化させ、よりよい種苗の確保に向けて成長過程などのデータ収集に力を入れる。

 

 同科では従来、マダイの種苗生産実習を実施。習得した知識や技術を、新たな養殖魚として注目され生徒の関心も高い「スマ」に応用するのが狙い。

 6月25日には、生徒7人が同センターのいけすで産まれたばかりの卵約9万粒をネットで回収。学校に持ち帰り500リットルの水槽二つで飼育し始めた。卵は翌26日にふ化し、ふ化率は約97%で良好だったという。29日には、動物プランクトンの餌やりを開始した。

 同校によると、スマ種苗の量産化には、仔稚魚(しちぎょ)期に与える餌の確保や共食いなどが課題。生徒はスマの成長を記録するほか、骨形成の過程や餌を与えない場合の生存具合などを調べる。

 いずれも2年の大津有稀さん(19)、山田沙耶さん(20)は「うまくいかないこともあると思うが、一匹でも多く成長させたい。今まで学んできたことを生かせれば」と見据える。同科の山木勝教諭は「スマの種苗生産は始まったばかりで分かっていないことも多い。今年得られたデータを、来年度以降の種苗生産につなげたい」としている。

    おすすめ記事

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の主要ニュース

    トップ10ニュース

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。