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愛媛新聞ONLINE

2018
1115日()

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Discover Ehime~歩いて巡る故郷の絶景

第2回 蒋淵界隈(宇和島市)

2018年7月1日(日)(愛媛新聞ONLINE)

波穏やかな深い入り江に養殖筏が浮かぶ南予独特の風景が、訪れる者の心を和ませる

波穏やかな深い入り江に養殖筏が浮かぶ南予独特の風景が、訪れる者の心を和ませる

半島の西端にある矢ヶ浜地区からは、ブランド養殖ブリで有名な戸島、さらには日振島も見える

半島の西端にある矢ヶ浜地区からは、ブランド養殖ブリで有名な戸島、さらには日振島も見える

潮風を全身に浴びながらのウオーキングは気分爽快

潮風を全身に浴びながらのウオーキングは気分爽快

日本一狭いとも言われる細木運河を船が通過する

日本一狭いとも言われる細木運河を船が通過する

文・写真−忠政啓文

 南予地方には宇和海へと突き出すたくさんの半島がある。「この半島の先端にはどんな風景が広がっているのだろう」と胸躍らせながら地図を眺めていると、宇和島市中心部の程近くに、タツノオトシゴのような形をした三浦半島がある。その突端にある「蒋淵」という地名。少々読み方が難しいが、これで「こもぶち」と読む。

 地元の方の話によると、その昔、この半島の先端にある深い入り江に、蒋というイネ科の多年草が多く生えていたことが地名の由来なのだとか。湾は南向きで、愛南町方面に向いて口を開けているため、船で宇和島へ行くには半島をぐるりと回らなければならなかった。そこで、昭和36年に細木運河が開削されたのだが、それにより潮流が変わったためか、蒋の姿はなくなったそうだ。そして、時を同じくしてカワウソの姿を見なくなったと言うが、昭和40年代の終わり頃まで、この地域でカワウソが目撃されていたと聞かされると、当地がいかに自然豊かな場所であるか、簡単に想像できるだろう。

 今春、ここ蒋淵に、宇和海の豊かな自然、そこでの暮らしや歴史・文化を多くの人に体感してもらうことを目的にした散策コース『FOOT PATHこもぶち』が作られた。フットパスとは、昔から受け継がれてきた、地域のありのままの風景を楽しみながら歩く、イギリス発祥のウオーキングスタイルで、豊かな自然を五感で味わいながら、故郷を再発見し、心と体を癒やすことを目的としたもの。

 FOOT PATHこもぶちの発着点は、細木運河を眼前に眺めるカフェ「こもてらす」。蒋淵観光の拠点施設だ。こもてらすをスタートしたら、まずは北海岸線を西へ。波の音、小鳥のさえずり、行きかう船のエンジン音を聴きながら、約2・5㎞歩いた先に現れるのは、小さくて静かな漁村、矢ヶ浜集落。漁港の波止場に立つと、正面にはブリ養殖で有名な戸島、さらにその奥には、平安時代に海賊としてその名を全国に轟かせた藤原純友の根拠地、日振島が間近に見える。普段めったにお目にかかることのない宇和海の島影を間近に眺めたら、踵を返し、細木運河に架かる赤い橋を渡って展望台へ。

 フットパスのために新たに切り開かれた山道を登り、たどり着いた標高55mの展望台からは、波穏やかな蒋淵湾の煌めく水面に規則正しくならぶ養殖筏の眺め。何か特別な物があるわけでもなく、宇和海の何気ない漁村の日々の営みがあるだけなのだが、それらすべてが新鮮な風景で、何より美しい。コースは他にもいくつかあり、今後もさらに整備される予定だ。ちなみに、このFOOT PATHこもぶちをプロデュースしたのは私、忠政啓文。各地を歩き続けてきた私が一押しの最高の癒やしのスポットを、ぜひとも全身で楽しんでいただきたい。

 

【蒋淵界隈(宇和島市)】

 

 

 

住所:宇和島市蒋渕

問い合わせ先:0895(63)0163(こもぶち うみのいえ こもてらす)

距離:約6.5㎞

時間:約2時間

注意事項:コースの大半が車道のため、車には十分に注意。サイクリングで楽しむのもお勧め。

 

【ワンポイントアドバイス】

☆足裏を鍛えれば歩きが変わる!

 

①椅子に座り、足元にタオルを敷く。タオルの上に500㎖ペットボトルを置く。膝を正面に向け、かかとをつけた状態で、足指5本を使ってタオルを握り、5秒間キープ

①椅子に座り、足元にタオルを敷く。タオルの上に500㎖ペットボトルを置く。膝を正面に向け、かかとをつけた状態で、足指5本を使ってタオルを握り、5秒間キープ

①椅子に座り、足元にタオルを敷く。タオルの上に500㎖ペットボトルを置く。膝を正面に向け、かかとをつけた状態で、足指5本を使ってタオルを握り、5秒間キープ

①椅子に座り、足元にタオルを敷く。タオルの上に500㎖ペットボトルを置く。膝を正面に向け、かかとをつけた状態で、足指5本を使ってタオルを握り、5秒間キープ

 

②かかとをつけた状態で、さらにタオルを持ち上げ、5秒間キープ

②かかとをつけた状態で、さらにタオルを持ち上げ、5秒間キープ

②かかとをつけた状態で、さらにタオルを持ち上げ、5秒間キープ

②かかとをつけた状態で、さらにタオルを持ち上げ、5秒間キープ

 

足指をパーにして、タオルを離す、指を開いたまま5秒間キープ

足指をパーにして、タオルを離す、指を開いたまま5秒間キープ

足指をパーにして、タオルを離す、指を開いたまま5秒間キープ

足指をパーにして、タオルを離す、指を開いたまま5秒間キープ

 

 一生涯、元気に歩き、健やかに生活していくためには、脚筋力が重要だということは、誰しもがご存じのはず。スクワットをして太ももの筋肉を鍛えたり、かかと上げをしてふくらはぎを引き締めたりと、筋力アップに余念がない人も多いだろうが、実は他にも鍛えなくてはならない大切な部位がある。それは『足裏』だ。

 常に体重を支える足裏は、いわば人間の身体の土台となる部分。足は28個の骨で成り立ち、それらが靭帯でつながれ、筋肉に支えられることで、足裏に土踏まずなどのアーチを形成し、バランスよく身体を支え、歩行やランニング時の衝撃をうまく吸収するようになっている。

 しかし、足裏の筋力が低下してくると、このアーチが崩れ、偏平足や外反母趾などのトラブルの原因に。しかも、足裏のアーチが崩れるということは、土台がゆがむということなので、その上にある身体全体にゆがみが生じ、疲れやすくなるだけでなく、膝痛や腰痛などの原因にもなる。意外と見過ごされがちだが、かなり重要な役目を果たしている部位なのだ。

 それでは、足裏の筋肉を鍛えるにはどのようなトレーニングをすればよいか。それは至って簡単!次に紹介する足裏エクササイズを毎日実践して、足裏アーチをしっかり保ち、いつまでも快適に歩ける身体を手に入れよう!

 

【写真の①握る→②持ち上げる→③離すのルーティンを左右10回ずつ、3~5セットを毎日実践しよう。】

 

この記事は、スポーツマガジンE-dge2018年5・6月号(創刊号)に掲載しています。

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