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愛媛 実業団・クラブ・大学チーム紹介

<3>松山フェニックス

2018年7月1日(日)(愛媛新聞)

4年ぶりの東京ドームを目指す「松山フェニックス」

4年ぶりの東京ドームを目指す「松山フェニックス」

練習では連係などを入念に確認する。職場の異なる選手が集まるクラブチームでは意思疎通が重要だ

練習では連係などを入念に確認する。職場の異なる選手が集まるクラブチームでは意思疎通が重要だ

エース・松井佑二

エース・松井佑二

入念にバッティング練習する越智竜一主将

入念にバッティング練習する越智竜一主将

今年からコーチを兼任する田渕哲也

今年からコーチを兼任する田渕哲也

球威が光るルーキー・西原龍希

球威が光るルーキー・西原龍希

「不死鳥軍団」を率いる千原宏之監督

「不死鳥軍団」を率いる千原宏之監督

 結成19年目を迎えた松山フェニックス。企業が母体の実業団チームではなく自発的に集まった有志が運営するクラブチームだ。十分な練習環境は整わないが、野球にかける情熱は人一倍。4年ぶりの東京ドームをめざし、男たちは今日も白球を追う─

 

 「みんな社会人。家庭も仕事もある。だからこそ本気度が試される」。結成19年目を迎えた社会人野球チーム「松山フェニックス(PX)」。メンバーたちは「もう一度、全国の舞台で活躍を」と練習に励んでいる。

 松山PXは県内唯一の日本野球連盟(JABA)加盟チームだ。1999年にNTT四国硬式野球部が会社の組織再編に伴い廃部。それは県内から社会人チームが無くなることを意味した。歴史ある愛媛の「ノンプロ」の灯を消すまいと翌年、千原宏之監督ら有志が立ち上げた。

 

 

 

 クラブチームの松山PXは、ナインの職場や勤務形態の違いから、練習に全員がそろうのは年数回程度。実業団とは練習量に圧倒的な差がある。それでも、4年前には悲願の都市対抗本戦に出場を果たし、東京ドームで1勝を挙げた。

 現在所属する選手22人の歩んできた経歴はさまざまだが、それぞれが真摯な姿勢で野球に向き合う。高知市から約2時間かけて通うエース・松井佑二(27)はプロ入りが目標だった時期がある。「指名漏れしたときは、心が折れそうになった。でも、自分から野球を取ったら何が残るんだろう」と奮起し、鍛錬を続けている。

 大学を出て希望した実業団入りがかなわなかった経験を持つ主将の越智竜一は「このチームがあったから野球を続けられた」と振り返る。30歳で、3歳の娘もいる。「見返してやりたい気持ちはずっとある。もう一度、東京ドームで高揚感を味わいたい」

 不死鳥軍団の男たちはさらなる飛躍をめざし、今日も汗みずくになって白球を追う。

 

この記事は、スポーツマガジンE-dge2018年5・6月号(創刊号)に掲載しています。

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